読売ジャイアンツのドラフト戦略を語る

巨人が取るべきドラフト候補選手、また現状の選手たちの実情から取りうるべきドラフト戦略を語っていく

2019年ドラフト候補-高卒選手

荒削りのロマン投手 津田学園 前 佑囲斗選手 高卒右腕投手

<センバツ高校野球:龍谷大平安2-0津田学園>◇25日◇1回戦 津田学園は注目のエース右腕前佑囲斗(まえ・ゆいと=3年)投手が4安打170球の熱投も、延長11回で力尽きた。試合中には、甲子園の魔物が前を襲っていた。 10回までスコアボードに「0」を刻んだ。2…

強豪で1年からレギュラーを掴んだ才能株  智弁和歌山 西川 晋太郎選手

「選抜高校野球・3回戦、智弁和歌山5-2啓新」(30日、甲子園球場) 智弁和歌山が雨中の戦いを制し、準優勝した昨年に続き、2年連続でベスト8に進出した。 初回に無死一塁から2番・西川晋太郎内野手(3年)が左中間に適時二塁打を放って1点を先制…

長身細身のオーバースロー  明豊 大畑 蓮選手 高卒右腕投手

<センバツ高校野球:明豊2-1札幌大谷>◇29日◇2回戦 明豊(大分)が札幌大谷(北海道)に競り勝ち、春の甲子園初の8強入りを決めた。 先発の両左腕が無難に立ち上がった。札幌大谷の阿部剣友投手(2年)は身長197センチ。長いリーチを生かしたクロスファイ…

ノーヒットノーランも狙えた先発アンダースロー 札幌大谷 太田 流星選手 高卒右腕投手

札幌大谷の太田流星(3年)の顔は悔しさでいっぱいだった。西原と二枚看板を担う背番号17は4回無死一塁から救援。2死後に右中間三塁打で先制点を許すと、5回には痛い2点目を失った。 「(明豊の)打つイメージにやられた。自分の思い込み。簡単にストライク…

甲子園優勝の父を持つスラッガー 筑陽学園 福岡 大真選手 高卒左外野手

94年夏甲子園で準優勝した樟南(鹿児島)の右腕エースだった福岡真一郎氏(42)の長男、大真(たいしん)外野手(3年)は、3打席目で右翼線への三塁打を放って、甲子園3試合すべてで安打を放つ活躍だった。それでも「もっと投手を助けなければならなかった。…

盗塁を許さない強肩捕手 星稜 山瀬 慎之助選手  高卒右捕手

<センバツ高校野球:習志野3-1星稜>◇28日◇2回戦 星稜・奥川恭伸投手(3年)と小学生時代からコンビを組む山瀬慎之助主将(3年)は、動揺を認めた。 サイン伝達への疑念に加え、習志野の大音量の応援にも影響を受けた。「サイン盗みみたいなのを気にしすぎ…

攻撃型ショート  桐蔭学園 森 敬斗選手 高卒左内野手

◆第91回センバツ高校野球大会第5日 1回戦 啓新5―3桐蔭学園(27日・甲子園) 昨秋の関東王者・桐蔭学園(神奈川)は、春夏通じて初出場の啓新(福井)に敗れ、初戦突破はならなかった。OBのスポーツ報知評論家・高橋由伸氏(43)=前巨人監督=が…

豊富な変化球で勝負する小柄な先発 八戸学院光星 後藤 丈海選手 高卒右腕投手

3年ぶり10度目の出場だった八戸学院光星(青森)は、初戦で敗れた。持ち前の強力打線が、広陵・河野の前に3安打と沈黙した。仲井宗基監督は「いい投手と聞いていたが、ねじ伏せられてしまった。お手上げだった。いきなり150キロも出ていたし、すべてのボール…

コントロール抜群のスライダーが武器 石岡一高  岩本 大地選手 高卒右腕投手

第91回選抜高等学校野球大会第3日第2試合(盛岡大付3x-2石岡一=延長十一回、25日、甲子園)2015年の松山東(愛媛)以来となる21世紀枠出場校の勝利はならなかった。石岡一・岩本大地投手(3年)は、延長十一回1死満塁から詰まらせたゴロ…

投打で注目のエース4番 春日部共栄 村田 賢一選手 高卒右腕投手

初戦で散った春日部共栄のエース右腕、村田賢一投手(3年)は「相手はいい打線だった。コースを突く自分の投球ができなかった」と、正面から敗戦を受け止めた。15安打を浴びて8失点。昨秋の関東大会準優勝の強豪校が、22年ぶりのセンバツの舞台で力を出し切…