6日にプロ志望が締め切られ高校生・大学生のプロ志望一覧が更新されました。とうとうドラフト会議も今月となり、ここでも最終ドラフト予想を行いたいと思います。ルールは前回のラストでも述べていたとおり
1.対象はプロ志望を出した選手のみ
2.今回は視察・コメントを出していない選手も対象とする
3.今回は支配下8名、育成7名を予想する
4.各順位の指名候補は2名
できれば2次戦力外が出てからやりたいんですけど、戦力外発表の期限は日本シリーズ終了翌日、日本シリーズ出場チームは5日後までとなってるので、20日がドラフト会議になっていることを考えると間に合いません・・・
【1位指名候補①】佐々木 千隼選手 桜美林大学 投手
阪神・ヤクルトが一位指名候補に挙げており競合が確実となっている選手。投手巨人は競合を避ける傾向にあり、指名候補から外していました。しかし山下スカウト部長の「今年は競合も辞さない」の発言があり、まさかの指名候補に再浮上。現状巨人も即戦力先発が必要であり、早くからマークしていた佐々木選手は最上位指名候補でしょう。
同じ即戦力の田中選手については、辻内・桜井選手などの怪我の件もあることから避けることが予想されます。肩と肘をやってますから・・・
【1位指名候補②】 今井達也選手 作新学院 投手
巨人が新たに1位指名候補に加えた一人。甲子園で大きく評価をあげ最速152キロのストレートで作新学院を優勝に導きました。
ここ数年巨人は甲子園でスターとなった選手の指名がなく、1位での高卒右腕の指名もありません。その中でも今井選手はスター性と高い素材を持っています。
ただし競合候補とする声もありますが、甲子園での酷使や体の細さ、また変化球の少なさなども考えると単独、または2球団競合になるかもしれません。
【はずれ1位指名候補①】高橋 昴也選手 花咲徳栄 投手
ここは前回と変わらず高橋選手を予想します。巨人の好きな最終年に大きく評価を上げた選手。パワー型左腕ということで、先発だけでなくリリーフとしても期待できる素材。ただし制球の悪さを持っているため、プロ入り後そこをどれだけ改善できるかにかかっている選手です。
【はずれ1位指名候補②】山岡 泰輔選手 東京ガス 投手
1位指名候補の6人から名前がはずれたため、1位指名の可能性が低くなったためはずれとなっています。またDenaとの練習試合で3回11安打5失点。先発即戦力としての期待度は下がっているため、先発としては素材型社会人に近い立ち位置の評価となっていますが、高卒投手の豊作を考えると、1位指名で素材型社会人をとるメリットは低く、各球団の1位指名も厳しいものとなっています。
しかしリリーフ適正もあるため、澤村選手がリリーフとして評価を落としていること考えると、指名候補には入ってきます。
【2位指名候補①】山本 由伸 都城高 投手
ここもかわらずの2位指名候補。3位でとれればおいしいところですが、九州枠でソフトバンクも狙ってくる可能性があり、3位指名はソフトバンクが先になるため、とるならば2位でないと難しいでしょう。本格派エースとしての素質をもつ選手であり、巨人としてはぜひ獲得したい選手です。
【2位指名候補②】黒木 優太 立正大 投手
最速153キロのストレートと4種の変化球を武器とする即戦力右腕。当初はドラフト1位候補の一人であったが、春に右肩を脱臼。脱臼は癖になるためスペ体質をかかえ、9月時点でも本来の投球からは回復しきれていない。また二部リーグであることも評価を落としている。しかし先発・リリーフ両面をこなし、両面の補強が必要な巨人にとってはぜひとも欲しい存在。前回挙げた高良選手と迷いましたが、現状投げることが出来ている黒木選手が優先事項が高い。
【3位指名候補①】石垣 雅海 酒田南 ショート
前回と同じく3位指名。坂本選手が27歳と中堅に入り、打てる若い内野手も岡本選手のみと、強打の内野手は補強ポイントの一つ。ショート経験は浅いながらも高いセンスで守備をこなし、通算37発と打撃でも結果を残している。
【3位指名候補②】高山 優希 大阪桐蔭 投手
現在の巨人では若手左腕は今村・田口選手の二人のみ。若い左腕先発は補強ポイントの一つ。多くのスカウトがその将来性を高く評価しており、巨人も荒削りながらも14キロ台を投げられることを評価している
これで1~3位までが終わりました。次回は4~8位までを予想します。