さて、それでは育成を振り返りたいと思います。まずは一位の高井選手。
巨人が育成ドラフトで1位指名したBC新潟の最速152キロ右腕・高井俊投手(21)が新潟市内で会見し「日本一のクローザー」を目標に掲げた。
トルネード右腕は東北高(宮城)を卒業後、調理専門学校に1年間通い、調理師免許を取得した異色の経歴の持ち主。チームでは主に抑えを務め「まずは一日でも早く支配下選手になって東京ドームのマウンドで投げたい」と目を輝かせた。1年で球速を6キロアップさせるなど成長著しい。さらに進化し、強打者を料理する。【巨人育成1位】BC新潟・高井、日本一のクローザーへ「まずは一日でも早く支配下選手に」 (スポーツ報知) - Yahoo!ニュース
この高井選手は最速152キロのトルネード投法を武器とする中継ぎ選手。ただ制球に課題を持ち、防御率も4点台と即戦力とはいかないようです。層が薄くなった中継ぎの補強ということでしょう。ただここも外野手か先発候補指名と予想してました。
巨人から育成ドラフト2位で指名を受けた磐田東・加藤脩平外野手(17)は、「巨人は伝統ある球団。その名前に恥じないような選手になりたい」と意気込みを語った。
広角に打てる打撃が持ち味で高校通算本塁打も28本。50メートル6秒0、遠投も110メートルと3拍子そろうが、投げても最速143キロの二刀流。本人は野手で勝負することを希望し「巨人で印象に残っている選手は高橋由伸監督。同じ左打者なので、打ち方とかバッティングのことを全部聞きたい」と直接指導を熱望した。
育成でのプロ入りに「必ずはい上がって、1軍で活躍したい」と闘志を燃やしていた。
次に2位の加藤選手。高校野球では投手・外野手で勝負もプロ志望表明時に野手入りでのプロ入りを希望していた選手で、希望通り外野手での指名となっています。野手としては28本に俊足と投手としての強肩を活かした中距離バッターです。育成含め3人の外野手を戦力外にしていたため、若手の外野手を補強ということになっています。
BFL・兵庫に所属する山川和大投手(21)は、巨人の育成3位での指名に「涙が出てきました」と目をぬぐった。
球団と提携する芦屋大の4年生。2年前にもプロの注目を集めたが、野球協約の「新人選手選択会議規約」にある「日本の学校に在学している選手に対しては、選択会議開催翌年3月卒業見込みのものに限る(抜粋)」に抵触することから対象外となった。3年越しの実現に「進んだ道は間違ってなかったと思う」と胸を張った。
3位の山川選手は予想通りの指名でした。「楽天の美馬のようだ」と巨人スカウトがコメント残してたので。168センチながらも150キロ台のストレートとスライダーを武器とする中継ぎで、リリーフ候補としての獲得。出来れば先発と思うけれども、低身長で先発だと馬力が持たないだろうなあ・・・
巨人育成4位 坂本工宜 投手 関学大準硬式】準硬式野球部に所属する150キロ右腕が決意を示した。「持ち味の切れと伸びのある直球をさらに磨き、一日も早く戦力としてチームに貢献したい」と瞳を輝かせた。
関西学院大では外野手で、大学2年秋に投手に転向。今年のリーグ戦では146キロを計測するなど直球が最大の武器だ。硬球に換算すれば150キロ近い球速で、まだまだ伸びしろもある。公式戦での奪三振率は10.53、四死球率1.91と安定感は抜群。投手歴わずか2年の男に期待は膨らむ。
軟球出身の坂本選手。ドラフト直前で巨人が育成指名として候補にあげているとの報道が出ていました。現在2・3軍の先発ローテが足らないため先発候補の育成指名はあるとは思っていましたが、先発のイニング数や変化球の精度の情報が少ないので、どうなのでしょうか。
巨人から育成ドラフト5位で指名された松原聖弥外野手(4年)が20日、自慢の俊足を武器に早期の支配下登録を目標に掲げた。50メートル5秒8で、ベース1周は13秒9という「尚広2世」。今季限りで現役引退した鈴木はベース1周が13秒3で球界トップクラスと言わるが、走れる選手はチームにとって貴重な存在。仙台育英高出身、巧打の右投げ左打ちで、「足をいかした細かい野球をアピールしたいです」と決意を口にした。
この日はチームメートの南要輔外野手(4年)も楽天から2位指名を受けた。明星大の選手がドラフト指名を受けるのは初めてだが、同時に2選手がプロ入りする快挙となった。南は「守備と足をアピールしたい。松原とチームは違いますが、2人で支配下選手になってグラウンドで再開できるように頑張ります」と意気込みを語った。
5位で指名された松原選手。俊足とその足を活かした広い守備範囲を武器とする外野手。ポスト鈴木候補の一人ということでしょう。ただ長打タイプをもった外野手をとると思っていたので小技タイプをとるのは意外でした。松本選手も30を超え衰えが見えてきてるので、ポスト松本でもあるかもしれません
6位の高山選手は記事もなく情報も少ない選手でした。分かっているのは二塁送球が二秒をきる強肩選手ということと、打撃に課題があるということです。育成捕手2名を戦力外にしているので一人はとると思っていましたが、高卒でなく大卒だったのは意外です。
7位指名の堀岡選手。唯一の育成の高卒投手指名となっています。加藤選手は外野手登録ですし。先発候補としての獲得でしょうが、もう一人高卒投手を指名すると予想していましたが、今年は中継ぎ候補を補強してきました。2・3軍の先発ローテぎりぎりだと思うのですが・・・
巨人から育成ドラフト8位で指名された四国IL・香川の松沢裕介外野手(24)は「信じられない。頭が真っ白になりました」と、大トリでの指名に声を弾ませた。
昨年のドラフト会議でも巨人の育成3位で指名されたが、ドラフト1か月前の9月に左手手指関節じん帯を負傷。患部の治療に時間を要するため、11月に入団辞退を決意した。この1年間を「本当に苦しかったですが、人生で一番忘れられない1年間でした」と振り返ると、「今年も指名を頂いたので、期待を裏切らないように頑張りたい。持ち前のフルスイングで、ファンの皆さんを沸かせられるような選手になりたい」と意気込んだ。
8位の松澤選手は去年育成3位で指名を受けるも怪我を理由に辞退。今年は怪我の影響もあってか去年より成績を落としていました。今年の外野手不作年でここまで残ったのを考えると、怪我の影響が大きいのかもしれません。
6位の高山選手は画像もほとんどない状態なのですが、どんな経緯での獲得なのでしょう。九産大なので高良選手を見にいって目についたということでしょうが・・うーん、わからん