JR東日本は30日、都市対抗野球の東京第1代表決定戦で、鷺宮製作所を3-2で下し、7年連続19度目の出場を決めた。七回に同点に追いつき、八回に5番・畑中の勝ち越し二塁打などで2点を加え、先発左腕、田嶋ら4投手の継投で逃げ切った。最速150キロを誇る田嶋は8回1/3を2失点に抑え「完投したかったけど勝ててホッとした。昨年は都市対抗で1度も投げていないので、軸としてがんばりたい」と笑顔だった。
【田嶋選手の評価】
2017年の投手代表としてまず名前が挙がる即戦力社会人投手。変則気味のフォームで常時140キロ台のストレートを投げるが、そのストレートは球速以上のスピードが感じられる。
変化球もスライダー・カーブなど複数の変化球を使いこなし、先発即戦力が期待され、それだけの期待がされながら高卒社会人であるため年齢も若いことも好材料となっている。
16年は即戦力左腕の不作年でもあったため相対的に需要があがっており、ドラフト1位候補の一人である。