読売ジャイアンツのドラフト戦略を語る

巨人が取るべきドラフト候補選手、また現状の選手たちの実情から取りうるべきドラフト戦略を語っていく

地方大出身のパワー型右腕投手 仙台大 馬場 皐輔選手 大卒右腕投手 

 

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仙台大(仙台六大学)と法大(東京六大学)の練習試合が9日、川崎市の法大グラウンドで行われ、法大が12-6で勝利した。プロ注目の仙台大の最速153キロ右腕・馬場皐輔投手(新4年)は4番手で登板し、1回1/3を無安打1三振無失点に抑えた。一方、法大の最速151キロ右腕・熊谷拓也投手(同)は、先発で5回6安打6三振2失点だった。

 ヤクルト、阪神、DeNA、日本ハムの4球団のスカウトが視察し、馬場についてはDeNA・吉田スカウト部長が「投げ込む姿がいい」、熊谷についてはヤクルト・橿渕スカウトが「昨秋より、よくなっている」と評価した。

仙台大・馬場、プロ4球団のスカウトの前で快投 ヤクルト・橿渕スカウト「昨秋よりよくなっている」 - 野球 - SANSPO.COM(サンスポ)

 

 【馬場選手の紹介】

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 180センチ80キロ右投げ右打ちー仙台育成卒

 16年は田中・黒木・加藤選手などの今季はパワー型右腕投手が豊作でしたが、一転して17年はパワー型右腕の不作年となります。代表格としてヤマハ・鈴木選手は法政大・熊谷選手がいますが、全体を見ると制球・変化球型の投手が目立ちます。その中でこの馬場選手も貴重なパワー型右腕となり、平均奪三振率9点台後半と高い三振率を誇ります。

 大学ではリリーフ登板を主としており、最速153キロ常時140前半のストレートとスライダーを武器とし他にもカットボールやスプリット、カーブなどを投げます。

 【馬場選手の課題】

 課題は制球の悪さ。4年となった現在でも改善できておらず、平均2イニング1死四球とリリーフとしてなかなか計算しづらいものとなります。

 またリリーフ経験が主であり4年春より先発再転向を目指していますが、先発としての結果が少ないため、4年でどれだけ先発経験を積み上げられるかにもなります。

 【指名順位予想】

 現在の予想としては3~4位の指名。パワー型右腕が不作の今年では貴重な投手となりますが、先発として計算できるかがまだ未知数であり、中継ぎとしても制球の課題がネックとなり、制球の改善を評価するスカウトの声もありますが、あくまで数試合の結果であり1年を通した結果でないため評価しにくいところです。

 そのため即戦力でなく素材を評価しての指名が濃厚です。先発として結果を残せれば貴重なパワー型先発として2~3位指名と上位指名にも食い込めます