読売ジャイアンツのドラフト戦略を語る

巨人が取るべきドラフト候補選手、また現状の選手たちの実情から取りうるべきドラフト戦略を語っていく

29日選抜を終えて  履正社ー盛岡大付  福岡大大濠ー報徳学園 秀岳館ー健大高崎  大阪桐蔭ー東海大福岡の各ドラフト選手を振り返る 

4試合全部振り返り必要とかハードっすわ・・・

 

 

第一試合【履正社8-1盛岡大付

 

 履正社より竹田投手、安田内野手、若林外野手。盛岡大付より植田外野手を振り返りたいと思います

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 竹田選手は9回92球の見事な省エネ投球。ストレートは130前半とか決して速くはありませんが、それでもバッターの多くが差し込まれ長打を打てないでいました。今のところ選抜内投手で最も理想的な結果を出している投手になります。

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 安田内野手は5打数3安打1四球と大活躍。内2本が長打で見事な打撃を魅せていました。これまでこじんまりとした打撃になっていたのを反省して再びスイングを見直したそうです。スランプをすぐに修正し結果に結び付けられるのは高評価だと思います。

 

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 若林外野手は5打数1四球。選抜大会は目も当てられない内容になっています。このままではドラフト指名は厳しそうです。

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 盛岡大より植田外野手。小柄ながらも通算20本を放つスラッガーであり、チーム唯一の打点をあげたホームランは、打った瞬間にレフトが客席を見て立ちすくんでいました。今季のホームランはアーチ状のホームランが多くみられますが、見事なライナー性ホームランでした。165センチとかなり小柄なため、ドラフト指名されるかどうかは微妙です。


完投 履正社 竹田 奪三振 盛岡大付戦

 

 

第二試合【福岡大大濠3-8報徳学園

 ついに三浦投手が登板しなかった試合。さすがに選抜だけで400球以上投げており、ストップがかかったのでしょう。

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 福岡大大濠より古賀捕手。ついに三浦投手以外のリードを見る機会に恵まれました。結果は8失点。リードについては厳しいコースを要求し要求したコースよりボール一つ分ずれた球が見事長打コースに入り失点していました。あのリードは精密なコントロールを持つ投手だからこそ出来るリードだったので、リード面ではマイナス評価となりました。

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 報徳学園より西垣投手、小園内野手。西垣投手はさすがのストレートとフォーク。低めのストレートが決まりゴロを連発。ときどきはずれた球はあるのですが、長打コースになるようなゾーンにははずれないというのはここまでの失点の少なさに起因していると思われます。ただ80球を超えたあたりから高めに抜けるようになりヒットを打たれていました。西垣選手のストレートは低めに集まることで武器となりうつものであるため、連投で疲労が溜まる今後が不安視されます。

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 小園内野手は軽快に守備をこなしていました。打撃も4打数2安打と来年の上位ショートの一人として攻守ともにきっちりと評価をあげています。


粘りの投球 報徳学園 西垣 奪三振 福岡大大壕戦

 

第三試合【秀岳館9-2健大高崎

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 秀岳館より川端投手。今回は制球が悪くボール先行する場面が多く見られました。また右打者に対するストレートを痛打される場面も目立ちました。左投手へのストレートとスライダーが有効なため、やはり中継ぎ向きに見えます。

 

第四試合【大阪桐蔭4-2東海大福岡

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 履正社より徳山投手、根尾内野手、山本外野手。徳山投手はインコースに投げればまず打たれないといった内容。2失点したときはど真ん中にストレートがいってしまいましたが、インならまず負けないストレートは魅力的です。

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 根尾内野手はことごとく高めに釣られていました。フルスイングで引っ張るタイプのため、高目を我慢できないのは厳しいです。


大阪桐蔭 根尾 全打席ダイジェスト ベスト8 東海大福岡戦 89選抜

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 山本外野手は第一打席に狙い打った打撃で三塁打を記録。ただ大型外野手ながらホームラン0というのは微妙なところ。三塁打も足でもぎとったものに近かったためスピードは確認できましたが、技術で打っている印象は見受けられません。打撃評価が思ったより低くなりそうですが、プロのスカウトが打撃技術をどう評価するかが指名順位に大きく関わりそうです。

 


ダンテⅠ世 山本ダンテ武蔵 大阪桐蔭 全打席 東海大福岡戦