読売ジャイアンツのドラフト戦略を語る

巨人が取るべきドラフト候補選手、また現状の選手たちの実情から取りうるべきドラフト戦略を語っていく

各ポジションの年齢・成績で見る2017・18年の巨人のドラフト戦略  外野手編

 やっぱりBクラスになりました。こうなったらもう堕ちるとこまで堕ちてチームぶっこわさないといかんですね。今どうにかしないと取り返しがつかなくなる

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今回は最終の外野手編です。この外野手編が終わったら第1回ドラフト指名予想をやりたいと思います。「え?早くない?」と思うかもしれませんが、去年の夏から始めたブログなので、第1回はこのときくらいでいいかなと考えています。

 

 では2016年時点での外野手成績を見たいと思います。

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では上の表からわかる問題点をあげたいと思います

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 ①29歳と平均年齢が高い。

 ②30歳以下で16年打率が.250以上の選手がいない。打てる選手が壊

  滅的

 ③30歳以下の本塁打が5本以下。長打力のある選手の獲得も急務

 ④出塁率が平均2割と低い。特に30歳以下は3割以上が皆無。

 

 それでは上記4つの問題点からドラフト戦略を考えたいと思います

  

 ①上位指名で右打ちのライト・センターポジションの長打力のある高卒外野手を1名

 ②3~5位で右投げ左打ちのライトポジションの身体能力型高卒外野手を1名

 ③4~6位でライトもしくはセンターを守れる右投げ左打ちの打撃評価が高いが、守備評価があまり高くない大卒内野手を1名。

 ④育成で右投げ左打ちの高卒外野手を1名獲得

f:id:okimono:20170531230257j:plain候補:横浜高校・増田選手

 まずは①について、現在の巨人にとって打てる外野手は急務。特に外野手は守備が重視される内野手に比べ、長打力が重要になってきます。特にセンター・ライトを守れる打撃評価の高い選手は大半が高卒で指名されています。今年は投手が全体的に不作であるため、比較的豊作の外野手を上位指名を利用してでもとるべきでしょう。

f:id:okimono:20170531231233j:plain候補:花咲徳工・西川選手

  ②については右打ちより評価の下がる右投げ左打ちの高卒外野手も確保。若手外野手全体の打撃の底上げを図ります。

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候補:東北福祉大・楠本選手

 ③については、特にライトが不振で守備も劣化している長野選手以上の若手がいない現在、ある程度打撃が通用する即戦力が必要です。しかし①でも述べたとおり、打撃評価の高いライト・センターを守れる選手は大半が高卒で指名され、大卒の打撃型外野手は大半がレフト起用のため、ライト補強が急務の巨人とはミスマッチです。そこで打撃評価が高いが、守備評価が悪い大卒内野手をコンバート前提で獲得となります

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 打撃特化のレフト専はとらないの?という声もあるかもしれませんが、レフトは助っ人外人もしくは打撃評価の高く、守備に難のある内野手のコンバート先となるため、現状の巨人ではレフトばかりになってしまいます。そのためDHのないセリーグでは獲得が難しいところです。

  下位での指名については、基本的に内野手や社会人選手がメインとなるため、外野手については指名に入れていません。

 ④については、右打ち外野手で育成まで残るというのは、よほど致命的な課題があるということなので、相対的に評価の下がる左打ち外野手となります。そして時間がかかるため高卒指名。また内野手・捕手からのコンバートも踏まえ、育成では1名の獲得となります。