現在の情報で育成指名予想は無謀じゃないかと今になって思い始めてます。
【育成１位候補①】星槎道都大 藤塚 卓志選手 大卒右腕投手
最速１４９キロとスライダーが武器の実績の少ないパワー型投手。巨人スカウトも体の厚さと馬力・球速を評価されています。３年より先発転向していますが、現状では中継ぎ候補としての獲得となります。ただ大学自体もドラフト常連というわけではなく、地方リーグで実績が少なく制球に課題がある選手となるため、育成指名となっています。
【育成１位候補②】三浦学苑 石井 涼選手 高卒右腕投手
１８７センチ８０キロで投げ下ろすストレートとスライダーが武器の長身右腕。現状では最速１４３キロと右腕投手としては物足りない数字ですが、巨人・広島スカウトから将来性を評価されています。
実績の少なさや球速・変化球の物足りなさから育成指名となっており、将来的に先発候補としての獲得としています。
【育成２位指名候補①】木更津総合 山下 輝選手 高卒左腕投手
１８７センチ８２キロ、最速１４６キロとスライダーが武器の長身左腕。巨人スカウトからもストレートとスライダーが高く評価されており、将来的な先発・中継ぎ候補としての獲得です。野手としてはファーストとして起用されていますが、野手よりも投手としての評価が高い選手です。
【育成２位指名候補②】九州産業大学 原田 拓夢選手 大卒左内野手
180センチ70キロ。九州産業大学においてショートをつとめる俊足巧打型内野手。盗塁技術が高く、４季盗塁王となっています。
巨人は九産大投手・草場選手に３年次により注目しており、１６年には育成で高山選手を獲得しています。そのため九産大には何度も足を運んでおり、守備範囲が広く走塁技術の高い原田選手を、１・２番セカンド起用に見込んでいる可能性も少なくはありません。
原田選手についてはもともと打撃に課題をもっており、九州リーグも強豪リーグとはいえません。大学野球選手権では７打数２安打と結果を残せたとはいえず、まだまだ体も細いため時間がかかる選手といえるでしょう。
【育成３位指名候補①】日本体育大 石川 勇二 大卒左投手
１８０センチ７０キロの左投手。最速１３９キロと左投手であることを考慮しても物足りない球速といえるでしょう。しかし７０キロと体が細いため、体重を増やし球速をつけられれば１軍でも起用できる選手になれる可能性があります。巨人は先発・中継ぎともに左腕不足のため、育成で左腕獲得を行う可能性は高いでしょう。
【育成３位指名候補②】八戸工大一高 工藤晴貴 高卒右捕手
巨人スカウトが高く評価する八戸工大一・古屋敷匠真選手のチームメイトにして強肩強打の捕手。一方で捕手としてのキャッチングやバウンド処理などに課題があるため支配下の可能性が低い選手となります。ただし素材としての魅力はあるため、打てる捕手が課題の巨人でじっくりと基礎能力を育て、５～６年後に支配下を見込みたい選手となります。
【育成４位指名①】石川ミリオンスターズ 寺田 光輝 独立リーグ右腕投手
１７５センチ７８キロ、最速１４５キロのサイドハンド投手であり、巨人３軍戦でも１７年は３試合中２試合に登板しています。中継ぎ層の強化を目的としており、１６年は４０試合で１９Ｓ防御率１点台を記録しています。一方で２５歳と大卒社会人よりも上の年齢であり、１６年に指名を見送られていることを踏まえると支配下指名の可能性は低いでしょう。
【育成指名４位候補②】奈良大付 大西 健太 高卒右腕投手
１７５センチ７０キロ、最速１４５キロで巨人を含む５球団が視察に訪れている右腕投手。捻挫の影響で大会はベンチからはずされていたため実績が少なく、現在の状態では支配下の可能性が低い選手です。
