読売ジャイアンツのドラフト戦略を語る

巨人が取るべきドラフト候補選手、また現状の選手たちの実情から取りうるべきドラフト戦略を語っていく

巨人が育成の青山・増田両選手の支配化契約を発表。残る支配下1枠は?ドラフト戦略にどう影響する?

 

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 巨人は28日、育成の青山誠外野手(25)、増田大輝内野手(23)と支配下選手契約を結ぶと発表した。背番号は青山が「99」、増田が「98」となった。

 育成4年目の青山は、パンチ力が武器の右の大砲。鹿取GMが視察した22日のイースタン・西武戦(G球場)では左越え3ランを放つなど、今季は2軍で10試合に出場し、打率2割6分9厘、2本塁打、6打点。

 育成2年目の増田は、高い守備力と粘り強い打撃が持ち味の内野手。2月の那覇キャンプには1軍に抜てきされオープン戦12試合に出場。今季は2軍で19試合に出場し、打率2割6分5厘、1本塁打、1盗塁。

 4月に昇格した篠原に続いて今季、育成からの支配下登録選手は3人。登録期限が7月末に迫る中、これで巨人の支配下選手は69人となった。

【巨人】育成の青山誠、増田大輝を支配下選手に (スポーツ報知) - Yahoo!ニュース

 つい先日、「今年は支配下可能性は低い」と記事に書きましたが、まさかの青山・増田選手両支配下とのニュースが出ました。

 

okimono.hatenadiary.jp

 

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 増田選手はともかく青山選手は二軍実績が足りないと思うのですが・・・・過去にもウーゴ選手を早々に支配下したあげく二軍でさえまともに実績を残せず首にした例があるのに大丈夫なんでしょうか。
 ともあれ育成選手が支配下になれたのは喜ぶべきことでしょう。増田選手はセカンド候補の1人。青山選手は石川・重信選手らとレフトを争う形となります。

 

【残る支配下1枠は誰になる?】

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 鹿取GMは競争を煽る意味での支配下でもあり、後一枠は見極めるとの事。候補は薄い中継ぎ補強の意味で成瀬投手辺りでしょうか。毎年怪我で離脱しなければもっと早く支配下になりえた1人です。
 高木選手はバッシング覚悟で支配下するほどの成績ではないですし、どこぞの選手の暴行事件で波風はたてれないことも一因となって支配下はないでしょう。

 

【ドラフト戦略への影響は?】

「田中 日立」の画像検索結果日立製作所・田中俊太選手。メインはセカンド

 年齢を考えれば強い影響を受けるのは大卒・社会人内野・外野手となり、二人のポジションを考えればレフト、セカンドメインの選手は獲得の可能性が下がります。

 一方で小林選手一人頼りになっている現在の捕手事情でもなお田中選手の支配化がないということは、田中選手が首脳陣からの期待値が下がっているということであり、今期のドラフトで高卒もしくは社会人で捕手の補強は確実でしょう。

  今季のドラフト選手の傾向からみても、この支配下でも補強できていない内野・外野手は打撃能力が評価されているサードができる高卒内野・ライト・センターメインの外野手の指名は濃厚です。

 後は支配下された二人の1軍での結果次第です。それによってはセカンド内野手も補強ポジションになるかもしれません