読売ジャイアンツのドラフト戦略を語る

巨人が取るべきドラフト候補選手、また現状の選手たちの実情から取りうるべきドラフト戦略を語っていく

17年夏の甲子園を終えて 評価の上下したドラフト候補を振り返る【投手編】

 決勝って一方的な試合になることが多いと感じる甲子園。花咲徳栄の優勝で終わった夏の甲子園。今回の大会で評価が上下した選手を振り返りたいと思います。もう準決勝・決勝各選手振り返りをしていませんが、これを代わりとします。

 

 

【評価が上昇した選手:左投手編】

 

【① 仙台育英高校    長谷川 拓帆選手 】

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 甲子園成績:5試合30 1/3回 15奪三振 自責点5 防御率1.48

 仙台育英にて先発を勤めた左腕投手。派手さこそないものの安定した投球で試合を作っていました。とにかく三振率が低いため球数は少ないですが、内野守備のレベルに依存してしまう弱点も垣間見えました。良くも悪くも高校生らしくない投球術でした。下位で獲得してじっくり体を大きくさせて球速を上げていきたい選手でした。

 

 

 

【②広陵 山本 雅也選手】

「広陵 山本 高校野球」の画像検索結果

 甲子園成績:6試合24.2/3回 奪三振17 自責点7 防御率2.55 

 

広陵は平元・中村選手ばかりが取り上げられますが、平元選手の好投を支えたのがこの山本選手。地方予選では1試合のみの登板でしたが、聖光学院戦では炎上した平元選手に代わり2番手をつとめ逆転を呼び込む好投。平元選手頼りにならない活躍で試合をつくりました。球速も130台でまとまったタイプの投手であり、広陵も進学を選ぶ選手が多いため大学進学の可能性が高いですが、楽しみな選手になりました。

 

【③広陵 平元 銀次郎選手 】

 

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 甲子園成績:6試合28回 奪三振29 自責点20 防御率6.43

 広陵の先発1番手投手。球速以上の速さを感じるストレートとスライダー・カーブなどで三振を築いたパワー先発。中盤になると捉えられるようになりスタミナ不足であることは課題として残りましたが、ことごとく強豪にあたった広陵で結果を残した投手として大学進学を希望し。それらの課題を克服した姿を楽しみにしたいと思います。

 

 

 

【 ④中京大中京 磯村 峻平選手 】

 

「磯村 峻平」の画像検索結果

  甲子園成績 1試合5.1/3回5奪三振 自責点0 防御率0.00 

 広陵打線を抑え込んだ1番手投手。ただチームメイトも課題にあげるスタミナの無さにより2順目から打たれることが増え2番手に交代。そして2番手、3番手ことごとく打たれ敗戦となりました。スタミナの無さは先発として非常に厳しいですが、前半の球のキレや変化球は平元選手以上でした。

 

 【評価を落とした選手:左投手編】

 

【①:仙台育英 佐川 光明選手 】

 

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 甲子園成績:2試合5.2/3回 4奪三振 自責点9 防御率14.3

 仙台育英2番手投手。1回戦の滝川戦で大差がついたため登板。長谷川選手の安定感ある投球の後だったため注目されましたが、結果は四球四球死球の大乱調。たっていれば押し出しになるほど、3イニングでストライクゾーンに行った球は指で数えられるほどでした。結果相手選手の自滅で最小失点でしたが、その後は僅差の試合も増えたため最後の広陵戦で登板。6失点の炎上でした・・・・

 

【②:秀岳館 田浦 文丸選手 】

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甲子園成績:2試合 5.1/3 6奪三振 自責点3 防御率5.06

秀岳館の先発2枚看板の一人。140超えのストレートとスライダーで押していく川端選手とは対照的なまとまりのある選手。ただ今回は制球が悪く、横浜高校戦で2.1/3回3失点。とにかく高めに球が抜け変化球も決まらず、横浜高校を圧倒した1番手・川端選手とは対照的な結果となりました。

 

 

【 右投手編 】

 

【評価を上げた選手:右投手編】

 

【①:北海 阪口  皓亮選手 】

 

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甲子園成績:1試合3.2/3回 4奪三振自責点1 防御率2.45

 神戸国際戦で登板、わずか3イニングのみの登板だったが、その素材としての魅力をいかんなく発揮し、今回の掘り出し株の一人としてスカウト評にも登った選手です。しっかりと実績を積んで4年後指名を狙いたいところです。

 

 

【 ②:前橋育英 皆川 喬涼選手 】

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 甲子園成績:3試合16.2/3回 17奪三振 自責点7 防御率3.78

 前橋の1番手投手。右打者にシュート回転するストレートが度々見られましたが、きっちり決まるストレートは見逃し三振を量産。あのストレートを操れるようになれば強力なパワー型投手になると思われます。大学進学を糧に制球を上げて欲しいところです。

 

 

【③:花咲徳栄 綱脇 慧選手】

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甲子園成績:5試合 28.1/3回 20奪三振 自責点9 防御率2.23

 花咲の2枚看板投手。綱脇選手が先発、清水選手がリリーフとして登板しました。最速141キロと右投手ながら物足りない球速ですが、高い制球で内角ぎりぎりのストレート、外角ぎりぎりの変化球を武器に試合を作りました。コントロールは球速以上に才能による部分が大きいため、ぜひ獲得したい選手です。

 

 

【⑤:花咲徳栄 清水 達也選手 】

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 甲子園成績:5試合 18.2/3回 11奪三振 自責点3 防御率1.37

 最速150キロを記録したパワーリリーフ。あのフォームだから出る球速なのか、フォーム改造すればもっと球速が出るようになるのかわかりませんが、とにかく力ないフォームから力あるストレートを連発していました。縦の変化球を武器に空振りを量産しました。変化球の種類を考えてもリリーフ向きだと思われるので、セットアッパー候補としてみるところが多いでしょう。

 

 

【⑥:大阪桐蔭 徳山 壮磨選手 】

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 とにかく崩れずしっかり試合を作れる理想的な先発右腕。選抜でもそうでしたが、コースにしっかり決まるストレートとスライダーを武器としていました。まだまだ使える変化球の種類が少ないため、進学を機に変化球の幅が増えれば、上位候補にもなれる素材だと思います。

 

【評価を下げた選手:右投手編】

 

【 ①横浜高校 万波 中正選手 】

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 もともと190センチの長身が特徴の恵体外野手として注目されましたが、その後投手挑戦で140キロを記録し投打共に注目されていました。今回は広陵戦で投手としても登板。ただフォームが明らかに急造。ストレートも変化球も甘いところに入り痛打されていました。現状どちらも中途半端な選手となっており、どちらかに専任させないと下位ロマン枠になってしまいそうです。

 

 

 

 投手編はこれで終わり、次回は野手編です。投手は良くも悪くも前評判どおりの選手が多かった印象でした。