読売ジャイアンツのドラフト戦略を語る

巨人が取るべきドラフト候補選手、また現状の選手たちの実情から取りうるべきドラフト戦略を語っていく

伸び悩む注目左腕 早稲田大学 大竹耕太郎選手 大卒左腕投手

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【大竹選手の紹介】

182センチ72キロ 左投げ左打ち

 最速140キロにスライダーやツーシームなどを駆使する左腕投手。早くから上位候補として注目されていたが、2年生をピークに成績が下降。3年秋には防御率10点台となり、4年生春の選抜では一年後輩の小島選手に先発を奪われ、中継ぎ要因にまわされていまいました。

 最後のアピールの場となる4年生秋の6大学リーグでは先発として起用されるも、9月12日時点で2試合に登板。5イニング2失点107球。4.1/3イニング1失点60球と先発としてはあまりアピールできていない。

 

 


<2017年ドラフト候補>早稲田大学 大竹 耕太郎 投手:全日本大学野球選手権2015 東海大学北海道キャンパス戦

【大竹選手の課題】

 

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 中継ぎとするには球速が足りず奪三振能力も低い。先発にするには三振率が低いゴロPかと思いきや球数が多すぎると中途半端な選手になってしまい、2年次がピークとなってしまいました。

 現状では上位指名になりうるほどでないにもかかわらず、ネームバリューの縛りが発生するため、扱いにくい選手となってしまっています。

 

【指名順位予想】

 2年から伸び悩んでいるため、このまま志望届を出さず社会人で復活を狙う可能性が高いですが、プロ志望を出した場合は6~7位辺りの指名となります。2年生までの本来の能力の復活を期待してのロマン指名枠となります。一方で早稲田大学というドラフト常連大学で、さらに大竹選手という早くから注目された上位候補だった選手を下位指名は指名拒否のリスクもあるため、指名が難しい選手になります。