読売ジャイアンツのドラフト戦略を語る

巨人が取るべきドラフト候補選手、また現状の選手たちの実情から取りうるべきドラフト戦略を語っていく

第2回2017年読売ジャイアンツドラフト指名予想 【5~8位】

【5位指名予想①】トヨタ自動車 藤岡裕大選手 社会人左内野手

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 日立・田中選手やNTT・福田選手など社会人内野手はいくつか候補がありましたが、現状坂本選手以外のショートやサード候補がいないことを踏まえると、ある程度の強肩をもった内野手が必須となります。その中で今季よりショートメインになった藤岡選手は補強対象です。ただあまり長打があるタイプではなく、守備も源田選手のような絶対的評価を得ているわけではなく、守備型内野手の増田選手を支配化しているため優先順位は最優先ではないため、5位指名となっています。

 

【5位指名候補②】九州三菱自動車 谷川 昌希選手 社会人右腕投手(解禁済)

 「谷川 昌希」の画像検索結果

 

 今年で3年目となる大卒社会人投手。トヨタ自動車相手に11回まで投げぬくも敗戦。岡崎スカウト部長も「高木勇人に似ている。候補に入ってくる」と評価しています。現状の巨人は中継ぎ不足で1軍は酷使状態。そのため即戦力中継ぎは補強ポイントの一つです。

 今回は先発しましたが基本はリリーフ登板が多く、基本は145前後のストレートとスライダー・シュートを武器に投げぬく中継ぎ選手であるため、先発実績は少なくこの順位となっています。

 

 

 

【6位指名候補①】いわき光洋 園部 佳太選手 高卒右内野手


園部佳太(いわき光洋)|大化け期待高校生リスト

 

 13日にプロ志望を提出した、通算48発のスラッガー。ただ内野手でありながら守備には課題を持っており、現状ではそのまま内野で起用するよりも打撃を買って外野にコンバートすることも見込んだ選手となるため、甲子園経験のない右打ちの外野手としての評価で下位指名となっています。理想としてはDena・桑原選手のような、内野から外野にコンバートされた、中型のスラッガーとして起用していきたいところです。

 

【6位指名候補②】近畿大 岡田 和馬選手 大卒左投手


近畿大 岡田和投手

 

 182センチの長身で17年春にはMVPやベストナインも獲得した選手。そのような選手が下位で取れるのかと疑問に思うかもしれませんが、現状はプロで活躍するには後一つ大きな伸びが欲しい選手となり、即戦力とはいえない選手です。ただ2軍も先発ローテが足りない状態であり、2軍でじっくり育てながら先発候補として育てたい選手です。

 

【7位指名候補①】真颯館 高木 渉選手  高卒左外野手/投手


真颯館4番高木渉選手ライト前ヒット

 投打ともに注目される外野手。基本的にスカウト評の大半が打者評価のため、巨人も逆方向に打てることを評価した外野手として指名することになります。レフト起用が多い選手ですが、強肩をいかしライトで起用したい選手です。

【7位指名候補②】神戸弘陵 東 晃平選手 高卒右腕投手


2017年 神戸弘陵学園 東晃平投手(三年)

 

 楽天の岸になれる可能性のある選手として巨人が評価している右腕投手。スカウト評の多くが将来性を評価しており、現状ではスタミナ不足や体の細さなど時間がかかる選手であるため、下位指名が濃厚な選手となります。去年は高田・堀岡選手を高卒右腕で獲得しましたがそれでも若手投手は少なく、最低でも1名は獲得があると思われます。

【8位指名候補①】ノースアジア大 木場 涼佑選手 大卒左投手


木場 涼佑 投手(ノースアジア大学)平成27年10月24日 東北学院戦

 巨人がスライダーが高く評価する長身左腕。ただ木場選手も即戦力とはいえず現状も課題を持った選手であるため、下位で獲得し2軍で育てる選手となります。

 

【8位指名候補②】NTT東日本 渡邉 啓太選手 社会人右腕投手


渡邉 啓太 投手 NTT東日本 千葉ロッテ2017年ドラフト5位 対中日2軍

 

 BFAにも招集された、最速145キロの右腕投手。中日2軍戦や巨人3軍戦でも登板しています。ただオーバースローフォームのわりに球速があまり速くないこと。また制球に課題があるなどのため、上位指名になるほどではないため下位指名枠で中継ぎ補強となっています。

 

 

次回は育成指名1~4位となります。ほんと候補減ったなあ・・・