読売ジャイアンツのドラフト戦略を語る

巨人が取るべきドラフト候補選手、また現状の選手たちの実情から取りうるべきドラフト戦略を語っていく

第2回2017年読売ジャイアンツドラフト指名予想 【育成5位~7位】

 

【育成5位指名候補①】国学院大 小又 圭甫選手 大卒右腕投手

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 トミージョン手術の影響で4年生まで実戦登板がほとんどなかった選手となり、現状では支配下の可能性が低い選手となります。復帰登板で最速151キロをたたき出しているため、大学ではプロ志望を出さず社会人で実績を積んで、という流れになる可能性は高いですが、万が一大学でプロ志望を出した場合マシソン選手のメジャー復帰濃厚で速球派リリーフが手薄となる巨人にとって獲得したい人材となります。

【育成5位指名候補②】磐田東 寺田 祐貴選手 高卒左外野手

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 16年に育成2位指名を行った加藤選手の母校出身の181センチの大型外野手。レフトポジションの左打ち外野手ということで指名順位は下がっていますが、静岡大会で16-15の乱打戦を生み出した6安打6打点の打撃力を持っており、スイングスピードが評価された選手。足もそれなりに速いようで、16年に獲得した松澤選手が打率1割台と低迷していることを踏まえると、育成でも左のスラッガーを獲得する可能性はあるため候補となりました。

 

 

【育成6位候補①】羽黒高校 田中 優大 選手 高卒右腕投手

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 183センチ75キロの長身右腕投手。高校2年から外野手からの投手転向ながらも3年には最速143キロを記録するようになった好素材。武器は野手に迫るほどのキレを見せるスライダーですが、制御しきれておらず死球になることもある非常に時間のかかる選手になります。

 

【育成6位指名候補②】日本体育大 石川 勇二選手 大卒左投手

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 180センチ70キロの左投手。最速139キロと左投手であることを考慮しても物足りない球速といえるでしょう。しかし70キロと体が細いため、体重を増やし球速をつけられれば1軍でも起用できる選手になれる可能性があります。

 ただ今季に入って成績が悪化し中継ぎ起用が大半で防御率10点台となっており、指名順位は下がっています。

【育成7位指名①】石川ミリオンスターズ 寺田 光輝選手 独立リーグ右腕投手

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 175センチ78キロ、最速145キロのサイドハンド投手であり、巨人3軍戦でも17年は3試合中2試合に登板しています。中継ぎ層の強化を目的としており、16年は40試合で19S防御率1点台を記録しています。一方で25歳と大卒社会人よりも上の年齢であり、16年に指名を見送られていることを踏まえると支配下指名の可能性は低いでしょう。

  ちなみに寺田選手より寺岡選手のほうが巨人3軍戦登板成績はよく年齢も1歳若いため、寺岡選手のほうが指名順位はあがっています。

 

【育成7位指名予想②】武相高校 山本 雅樹選手 高卒右捕手

 

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 プロ志望を提出した175センチの中型捕手。現状では送球精度に課題があり、足もあまり速いほうではないため支配下の可能性は低い選手です。ただし3番を任されるパワーはあり、育成でじっくり育てていきたい選手となります。

 

 これで育成もすべて終了。3回目となる最終指名予想は10月に入ってからとなります。おそらくシーズン終了後となるため、先に戦力外予想をしてからになると思います。