読売ジャイアンツのドラフト戦略を語る

巨人が取るべきドラフト候補選手、また現状の選手たちの実情から取りうるべきドラフト戦略を語っていく

強打のセカンド社会人 日立製作所 田中 俊太選手 大卒社会人左内野手

 

 巨人2軍が23日、日立製作所とのプロ・アマ交流戦日立市民球場)を行い5―3で勝利した。

 先制したのは社会人の強豪・日立製作所だった。初回2死一塁で「4番・右翼」の菅野剛士外野手(東海大相模高―明大)が左打席に入り、巨人先発の左腕・メルセデスからセンターへの適時三塁打を放った。

 巨人は1点を追う4回、山本の右中間への適時打三塁打で同点。さらに坂口、和田、田中貴の3連打で追加点を挙げ、この回一挙4得点で逆転した。

 3点を追う7回、日立製作所は「1番・二塁」の田中俊太内野手東海大相模高―東海大)が、巨人3番手の谷岡から右越えソロ。広島・田中広輔内野手の弟で、右投げ左打ちの巧打の内野手がパンチ力を見せると、さらにこの回1点を返して1点差に迫った。

 4―3の9回、日立製作所はドラフト1位候補右腕の鈴木康平投手(千葉明徳高―国際武道大)が4番手で登板。巨人は2死一、二塁から辻が右翼線に適時二塁打を放って5―3と突き放し、9回裏は成瀬が無失点に抑えて勝利を収めた。

【巨人】2軍がドラフト候補3人の日立製作所に快勝 広島田中の弟・俊太は本塁打 : スポーツ報知

 

【田中選手の紹介】

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 178センチ80キロ 右投げ左打ち
 現広島の田中選手の弟として紹介されることが多い選手ですが、セカンドを守る強打の内野手として注目されており、巨人二軍戦でもホームランを放ち、28回BFA(社会人野球日本代表)選手候補にも選ばれています。
そのため今季の社会人野手の中で一番の打撃評価となっています。

【田中選手の課題】

 課題は肩の弱さ。遠投90~95と内野手としては肩が弱く、そのためセカンドがメインポジションとなっています。
 兄の田中選手は遠投100メートルでショート、サードが出来、BFAでも最優秀守備に選ばれていたため、守備面での評価も大きく三位指名となっています。
 大卒社会人となると身体面の向上はこれ以上見込めないため、技術面の向上で補うしかなく、ショートであれば代走などの関係で後半守備につくことはあってもスタメンとしては厳しく、サードでは起用は厳しいためセカンドが急務の球団以外は、残ってれば取ろう、というくらいでしょう。
 
 

【指名順位予想】

 例年であれば4位~5位辺りの選手となりますが、今季は大卒含め強打の即戦力内野手が不作。そのため相対的に順位は上がり、3位~4位の指名となります。