読売ジャイアンツのドラフト戦略を語る

巨人が取るべきドラフト候補選手、また現状の選手たちの実情から取りうるべきドラフト戦略を語っていく

17年の巨人若手選手の1年を振り返る。来季活躍が期待される選手は【野手編】

 

 

www.giantsdraft.site

 

 【捕手について】

「宇佐見 巨人 公式」の画像検索結果

引用:読売巨人軍公式サイト

 怪我などで出遅れるもサヨナラ・土壇場での同点ホームランなど印象的なホームランの多かった宇佐見選手。打撃の一方で盗塁阻止率0割と守備面で課題が露呈。来期も捕手として起用されるとは思いますが、それでも守備面が改善されなければ、捕手4人獲得もあったためコンバートされるかもしれません。

「田中 巨人 公式」の画像検索結果

引用:読売巨人軍公式サイト

 今季支配下された田中選手。宇佐美選手に対しバランスのよい選手となりますが、長打力がネックですが、フェニックスリーグでは初本塁打も記録するなど順調にアピールできています。来期は打撃型の宇佐美・大城選手に対し総合力で一軍を勝ち取りたいところ。

「高山 巨人 公式」の画像検索結果

  育成の高山選手は今年は三軍のみ。課題だった打撃は依然改善できず、162打数29安打で打率.179とパッとせず。来期は育成二名との競争に勝ち抜く必要があります。

 

内野手について】

「岡本 巨人 公式」の画像検索結果

引用:読売巨人軍公式サイト

 岡本選手はレフトコンバート後オープン戦で起用されるも1軍のレベルについていけず35打数6安打で打率.194と低迷。再びサードに戻されフェニックスリーグでは打率3割越えの活躍。監督からも打球の伸びを評価されており、課題のサード守備に取り組み、来年の夏ごろ昇格を目標としたいところです。

 

「吉川尚 巨人 twitter」の画像検索結果

引用:二軍試合結果|読売巨人軍公式サイト

  吉川尚選手はキャンプ前に肘を故障。体力もついておらず、今期は二軍出場が大半となりました。それでも最終戦では猛打賞に好守を披露。指摘されている打撃の波を改善し、チャンスメーカーとして一軍定着が求められます。

f:id:okimono:20171111001331p:plain

 引用:読売巨人軍公式サイト

  山本選手は今年パンチ力を見せつけるも、依然より課題の外に逃げるボールを空振る癖は最終戦・フェニックスリーグでも直らず。この癖を直せない限り1軍スタメンは厳しいのが現状です。

「辻 巨人」の画像検索結果

 

  辻選手は1軍初打点を記録するも現状ドングリ状態から抜け出せておらず、今期は内野手補強もあり、左の恵体野手のため外野コンバートもありえます

 

f:id:okimono:20171111011854p:plain

   今季支配下の増田選手は課題の長打力も徐々に身に付いており、元々守備評価の高かった選手であるため、来季はさらに安定した打撃成績が残せれば、守備に衰えが見える寺内選手に代わり、1軍で俊足を活かした代走守備固めとして起用機会も得られるでしょう。

「吉川大 巨人」の画像検索結果

 吉川大幾選手は今季1軍出場なし。守備は非常に安定しているが打撃が課題。16年も打率.176と守備固めとしてみても厳しい数字。来季は増田選手や6位の若林選手など便利屋枠を争う形となり、来季駄目なら戦力外・トレードもありうる選手です。

f:id:okimono:20171111090533p:plain

 唯一の育成25歳以下選手の田島選手ですが、今季も2軍昇格なし。今年の戦力外候補と考えていましたが、3軍内野の坂口・川相選手を戦力外としたため湯浅・比嘉・折下・マルティネス・和田選手と2軍から漏れた内野手で固めても、高卒が多く夏ごろからしか起用できないため、春先の試合のために残したといったところでしょう。

 

【外野手について】

「巨人 重信」の画像検索結果

引用:読売巨人軍公式サイト

 ここからは外野手について。重信選手は今季代走での起用が大半も、ベース踏み忘れや牽制アウトなど、走塁センスには疑問を持たれる結果となりました。ただ本人も代走で終わるつもりはないと打撃強化に勤しんでいます。重信選手が守るセンター・レフトは陽選手以外は確約されていないポジション。亀井選手も高齢となっているため、来季はチャンスとなります。

「巨人 和田れん」の画像検索結果

 今季より外野手本格挑戦となった和田恋選手。それでも守備難はスタメン起用の大きな壁であり、今季も3軍登板が主で怪我の離脱もありました。ドラフト2位とはいえ来年が正念場。とにかく本塁打を増やし打撃をアピールするしかありません。

「石川 巨人 公式」の画像検索結果

引用:読売巨人軍公式サイト

 石川慎吾選手は今季現役最多の99試合出場。そのため打撃好調だった春先から初めての長期間の一軍帯同で体重が落ち成績が悪化。それでも今季は代打起用が増えながらも最多の5本塁打を記録。決して守備が上手いタイプではないため、来季は10本以上の本塁打が求められます。

 25歳以下の育成外野手については、16年ドラフト指名組のみとなります。

「加藤脩平 巨人 」の画像検索結果

 まず高卒の加藤脩平選手。長打力のある左の外野手として獲得され、高卒ということもあり夏ごろからスタメンとして起用されるようになりました。それでも3軍で181打数32安打打率.177と物足りない成績となりました。来季はよりがっしりとした体作りで10本塁打以上を記録したいところ。

「松原 巨人 公式」の画像検索結果

引用:読売巨人軍公式サイト

 3軍で打率3割を記録し期待の育成候補となった松原選手。来季は2軍に昇格し松本選手が引退したこと空いた枠に入り込みたいところ。そのためには2軍でも俊足巧打として安定した守備と打率が求められます。ポジションは橋本選手しかいないライトに入ると思われます。

 

 これにて投手・野手ともに終了。改めて数年はBクラスが続くな・・・と感じざるを得ませんでした。