読売ジャイアンツのドラフト戦略を語る

巨人が取るべきドラフト候補選手、また現状の選手たちの実情から取りうるべきドラフト戦略を語っていく

2017年ドラフト指名選手の巨人における起用方針と課題 育成2位 常磐 山上 信吾選手  高卒右投手

 

 巨人から育成ドラフト2位で指名を受けた常磐高・山上信吾投手(18)が30日、群馬県太田市の同校で指名あいさつを受けた。

 183センチの身長を生かしたダイナミックなフォームから投げる最速146キロの直球が武器の右腕。今夏の群馬大会ではベスト8まで勝ち残った。

 吉武スカウトから「球質がいい」と評価された山上は「今後のことを聞いて興奮、ワクワクしています。プロに入るんだと改めて実感が湧きました」と目を輝かせた。

【巨人】育成2位・山上、指名あいさつに「プロに入るんだと改めて実感」 : スポーツ報知

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【山上選手の紹介】

183センチ73キロ 右投げ右打ち

  投げ下ろすフォームから最速146キロを投げる大型右腕で、スライダー・カーブ・フォークを武器とします。

 まだまだ投手として未完成なところが多いが、未完成ながら空振りを奪える実力を評価。スカウトからも「体が出来ればおもしろい選手になる」と評価されており、先発候補として期待されます。


【2017ドラフト】大化け期待高校生リスト|山上信吾 投手(常磐)

支配下への課題】

 まだ下半身が出来上がっておらず、フォームが安定していないため手投げのようになっており体格をいかしきれていません。そのため球速もあまり出ておらず、素材を考えれば最速146はもの足りず、最低でも150は超える必要があります。スカウトの多くが「体が出来ればおもしろい」と評価しているため、現段階では73キロと体格に対し体重が軽く、体作りから始める必要がある選手のため、これから体をがっしりとさせフォームを安定し、そこから持ち球の強化となるためかなり時間がかかると予想されます。

 特に先発候補として期待されるため、体作り→フォーム改造→変化球の精度アップと求められる段階は多いため、最低でも4~5年は見る必要はある選手だと思われます。

 大化けする可能性を秘めた選手ですが、それゆえに時間がかかる選手のため、時間をかける価値があると首脳陣に認めさせる成長をアピールする必要があります。