読売ジャイアンツのドラフト戦略を語る

巨人が取るべきドラフト候補選手、また現状の選手たちの実情から取りうるべきドラフト戦略を語っていく

高い守備能力とインコース捌きを誇る 明秀学園日立 増田 陸選手  高卒右内野手

 

◆第90回センバツ高校野球大会第9日 ▽3回戦 大阪桐蔭5─1明秀学園日立(31日・甲子園)

 昨年王者に投打で力負け。プロ注目の増田陸も、大阪桐蔭・中川卓也との「主将&遊撃」対決に完敗した。

 中学時代に所属していた大阪福島シニアのチームメート。スター軍団に入学したライバルを尻目に、茨城の地で猛練習を積み、課題の打撃を磨いてドラフト候補に成長した。甲子園での再会に胸を躍らせていたが、4打数無安打2三振。対する中川は先制二塁打を含む2安打で「まだまだ力が及ばなかった。やっぱり中川はすごかった」と脱帽。

【センバツ】明秀学園日立・増田陸、大阪桐蔭・中川に完敗 : スポーツ報知

 

 

 

 【増田選手の紹介】


野球通が唸る!選抜注目選手|増田陸(明秀日立)

 178センチ78キロ 右投げ右打ち

 ポジション:ショート

 

 高い身体能力の高さから繰り出される守備範囲の広さ、スローイングが評価される1番ショート。打撃面でもインコース捌きがうまく、通算23本塁打を記録している。

 3年春の選抜では左手首に激痛が走るも、痛み止めを飲み強行出場。万全とはいえない状態ながらも15打数5安打2打点を記録しています。夏の甲子園では万全な状態で挑み、結果を残すことが期待されます。

左手首の痛みとも戦っていた。甲子園に入った時はすでにバットが握れない状態が続き、痛み止めを飲んでいた。それでも「試合に出られなくなったら嫌だ」と病院には行かず、練習ではテーピングを施してバットを振った。「試合では相手に痛そうとか思われたくないので巻かない」と増田らしい男気ものぞかせていた。

 試合後は張り詰めていた気持ちがとぎれたかのように「手のひらと甲が両方痛い。病院に行きます」とこぼし、左手を見つめた。関東随一の強打線をもってしても「大阪桐蔭の壁は大きかった」。100回目の夏へ「イチから振り込んでまた甲子園に来て、もう1度大阪桐蔭にリベンジしたい」と前を向いた。

明秀学園日立・増田が見せた男気 痛み止め飲みバット振り込む 夏へ「イチから…」― スポニチ Sponichi Annex 野球

【指名への課題】

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  守備に関して高い評価を得ているが、打撃面では外角の対応に課題を残しています。

インコース捌きがうまいためか引っ張った打撃が多く、外の球にも引っ張った打撃を行い、引っ掻けたゴロが多く見受けられました。右方向への流し打ちが少なく、アウトコースの捌きが今後の課題となります。

  また守備も範囲の広さゆえにスローイングが荒い時があり、打撃・守備ともに粗削りな部分があり、甲子園までにどこまで修正できるかにかかっています。

 

 

 【指名順位予想】

 現状では二位後半から三位が順位候補となっています。他のショート候補で長打力のある選手が少なく、競合が少ないため順位が上がっています。

 まだまだ荒削りな分伸びしろがあるとも評価できるため、今後通算本塁打が40発を越えてくると、また評価が上書きされます。