読売ジャイアンツのドラフト戦略を語る

巨人が取るべきドラフト候補選手、また現状の選手たちの実情から取りうるべきドラフト戦略を語っていく

第1回2018年読売ジャイアンツドラフト指名予想【育成1位~3位】

 

 

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 今回は5名指名予想している育成指名の上位指名編となります。

 

 

 

 

 

【育成1位指名予想①】九州共立大 島内 颯太郎選手 大卒右腕投手

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  先発候補としての獲得。育成選手の中で先発として5イニング以上投げている選手は坂本・橋本・メルセデス選手のみ。橋本選手は未だに三軍登板のみに留まっておりメルセデス選手は外国人枠のため、先発候補が足りておらず三軍は中継ぎフル動員の試合内容もあります。

  そのため育成ながら先発枠としての獲得。伸びのあるストレートと落ちる球が武器の右腕投手。17年の全国大会では日体大相手に5回無失点の結果を残しています。一方で成績こそ残しているもののリーグ自体は強豪とはいえない福岡六大学リーグ、さらに先発として平均6イニングが多く変化球も落ちる球が多い上ストレートもシュート回転することがあるため、先発としてみるなら時間がかかる選手となります。

 


<2018年ドラフト候補>九州共立大学 島内 颯太郎 投手(光陵高)【3年】:第48回明治神宮野球大会2017

 

 

 

 

【育成1位指名候補②】青山学院大 河端 優馬選手 大卒右腕投手

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 ストレートとスライダーを主体とする長身右腕。主にリリーフで登板しており、18年春リーグ東都大2部の最優秀投手にも選ばれています。

 ただし変化球の少なさ、先発実績皆無の点から育成1位候補としています。一方でストレートとスライダー主体で防御率0点台を記録しているため、ここからさらに変化球を増やせばさらなる伸びも期待できる選手ともなります。

 巨人としてはリリーフ候補の1人として獲得候補としています。

 

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【育成2位指名候補①】 関東一 斎藤 未来也選手 高卒左外野手


【全国高校球児タイムランキング】斎藤未来也(関東一)二塁到達タイム:7 45秒

 一塁到達速度3秒台の今季トップクラスの走力を誇る選手。センターレフト間のポテンヒットでも悠々と二塁に到達するスピードが武器となります。

 一方で本人も打撃・守備のレベルアップを課題に掲げるなど伸ばすべき点も多い選手。センター・ライトがポジションのため、巨人としてはかつての松本選手のような守備範囲の広いセンター候補として育てていく選手となります。

  

 

【育成2位指名候補②】国士舘 草薙 柊太選手  高卒左腕投手

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 中継ぎ・先発両面での起用を期待する変則左腕投手。独特の肘の使い方で打ちづらいことを評価されており、最速147キロも記録しています。ただ地方実績も少なく控え投手であり、四死球率も高く制球に課題があるため支配下の可能性は低い選手となります。

 巨人としては不足している変則中継ぎ候補としての獲得となります。

 

 

 

【育成3位指名候補①】東海大菅生 片山 昂星選手 高卒左内野手

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  強打だけでなくミート技術も売りの左の内野手。178センチ76キロと中型ながら東海大では4番をつとめており、打撃能力が高く評価されています。

 一方でポジションはファーストで打撃自体も荒削りな部分があり、守備面の課題から育成指名となっています。巨人としてはファーストで起用しながら左の長距離打者として育てていく選手となります。

【育成3位指名候補②】湖西 水野 喬日選手 高卒右腕投手

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 最速145キロのストレートとスライダーが武器の先発右腕投手。100球を超えても球速が落ちないスタミナが武器ですが、一方で被安打率や防御率は悪く、技術面で時間がかかる選手のため育成3位の獲得としています。

 現状ではスタミナとスライダーを評価した先発候補としての獲得となります。

  

 

【なぜこのような指名となったのか】

 今回は2位の斎藤選手、3位の片山選手を除きすべて投手となっています。理由としては支配下指名で野手が多かったことと、投手は必要数や1試合あたりの登板可能数が多いため指名数も多くなっています。

 現在育成選手の中で2軍登板している中継ぎはアダメス選手のみ。成瀬選手も春キャンプで結果を残せず、高井・山川両選手も3軍止まり。このため育成中継ぎの底上げのため中継ぎに関しては実績重視としています。今の巨人は左腕中継ぎ不足のほうが深刻ですが、育成まで残る大卒・独立リーグ左腕選手となるとよほどの課題を持っているということであり、その分戦力になる可能性も低い選手となります。そのため右腕のみとしています。

 

 一方で高卒選手は年齢の分育成に時間をかけられる選手のため、課題こそあるものの一つの大きな武器を持った選手を候補としており、伸びしろを評価したロマン枠となっています。17年の指名でも高卒選手については育成2位で大型投手の山上選手、4位で大きく曲がるスライダーが武器の田中選手、6位でスイングスピード150km/hの折下選手、8位で大型恵体野手の荒井選手と課題を持つものの大きな武器を持った選手が中心となっており、18年も高卒選手については同じような傾向になると思われます。

 

 次は最後の育成4~5位となります。

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