【左澤選手の紹介】
171センチ76キロ 左投げ左打ち
変化球:スライダー・カーブ・チェンジアップ・ツーシーム
ワインドアップからタメを作らず、スリークォーターより若干低い角度から最速143キロ、常時140前後のストレートとスライダーが武器の変則左腕。クイック時でもあまり球速が落ちないのが強み。
都市対抗では三菱パワーシステムへの補強として中継ぎ登板。2試合に登板しストレートを主体に空振りを奪っています。
18年都市対抗野球の成績は2試合2(1/3)イニング2被安打3奪三振3失点防御率11.57とっています。
【指名への課題】
変化球のコントロールが悪く、あまり空振りを奪えていません。最初からボールコースに飛んでしまうことが多いため、カウントを悪くするばかりとなっています。
また左投手ですがどちらかといえば左打者のほうを苦手としており、右打者には140キロのストレートを内外に投げ込めていますが、一方で左打者に対してはストレート一辺倒になることが多く、インコースに投げ込めないため、ストレートをカットされると攻めが非常に苦しくなっています。
本来左打者にとって脅威となるスライダーやカーブのコントロールが悪く、カウントを悪くすることが多いため、ボールカウントが先行するとストレートの割合がさらに増え、それを狙われ痛打されています。ストレートに球威はありますが、緩急がないためタイミングを合わせられています。
【指名順位予想】
現状ではワンポイントですが、左に使えないため起用は難しくなっています。このため指名漏れの可能性が高くなっています。中継ぎはある程度年齢には余裕があるため、今後変化球の精度が改善されればワンポイントとして獲得の可能性は生まれます。