読売ジャイアンツのドラフト戦略を語る

巨人が取るべきドラフト候補選手、また現状の選手たちの実情から取りうるべきドラフト戦略を語っていく

身体能力の高い外野手 明治大 逢沢 崚介選手 大卒左外野手

全日本大学野球連盟は10日、プロ志望届提出者の掲載をホームページで更新。新たに明大・渡辺佳明内野手、同逢沢崚介外野手ら3選手がプロ志望届を提出。計4人となった。

渡辺は元横浜高監督、渡辺元智氏の孫。

プロ野球志望届の提出は10月11日に締め切られ、ドラフト会議は10月25日に行われる。

この日までに掲載された選手は以下の通り。

【東都大学】

拓大・蔡鉦宇

【東京6大学】

明大・渡辺佳明

明大・逢沢崚介

明大・佐野悠太

明大・渡辺佳明内野手らがプロ野球志望届提出 - アマ野球 : 日刊スポーツ

 

 

 

 

【逢沢選手の紹介】

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175センチ78キロ 左投げ左打ち

ポジション:センター・ライト

 

 鋭いスイングが魅力で明治大では3・4番を打つことが多い身体能力型の俊足巧打外野手。打撃面では後ろに高校通算47号の越智選手が控えていることもあり、左右に打ち分ける巧打と50m5秒台の俊足で通算19盗塁、二塁・三塁を狙いチャンスを広げる打撃が多く見られます。2年秋に一度調子は落としたものの、リーグ通して3割近い打率を残しています。特に走塁意識は高く、越智選手のシングルヒットで三塁まで進んだ際、内野への返球が少し乱れたのを見た瞬間本塁を陥れる好走塁を見せています。

 また守備については主にセンターを守っており、俊足を活かした広い守備範囲と高校時代は投手だった肩を活かしての遠投110mの強肩で堅い守りを披露します。

 


明治大学 逢沢 崚介 選手(岡山・関西高)【3年】:東京六大学野球2017年 春季リーグ東大1回戦

【指名への課題】

 3番・4番を打っていますが打者の特徴としては1番バッタータイプです。その理由は大学通算2本塁打という長打の少なさ。特に4年に入ってから打撃の調子を落としており、打率は大きく落ちてはいないものの長打率が目に見えて落ちており、単打が非常に増えています。また巧打といえる当たりも減っており、甘い球は打てていますが単打ばかりとなっています。

 

 ゴロヒットや外野前に落ちる当たりばかりになっているため単打が増えており、このためクリーンナップとして求められる長打性の当たりが減っていることから評価を落としています。このためプロ入り後は1番打者になるため、俊足巧打型として指名順位が落ちてしまいます。

 

【指名順位予想】

 4年に入ってからスカウトにアピール出来ておらず、同じ身体能力型の左打ちに関しては最多安打更新を狙う立命大・辰巳選手がいるため優先順位が落ちています。残念ながら即戦力とは言いがたく、2軍起用もしくは1軍の守備固めが当初の起用方針とならざるを得ません。

 

 このため指名順位は6~7位の下位指名候補となります。評価は落としているとはいえ打率自体は安定して残しており、リーグも強豪の東京六大学での成績であるため、ある程度は評価されています。