読売ジャイアンツのドラフト戦略を語る

巨人が取るべきドラフト候補選手、また現状の選手たちの実情から取りうるべきドラフト戦略を語っていく

右の高卒スラッガー 花咲徳栄  野村 佑希選手 高卒右内野手

高校通算58発の花咲徳栄(埼玉)野村佑希内野手(3年)が、大安となる13日にプロ志望届を提出することが11日、分かった。

夏の甲子園では、4番で埼玉県勢の初優勝に貢献。今夏はエースで4番を務め、甲子園では2戦連続本塁打を放った。プロでは内野手で勝負する意向で、現在は新チームの練習に交じって、三塁の練習にも取り組む。右の大砲と期待され、複数球団が注目。花咲徳栄からは15年の西武・愛斗、16年のオリックス・岡崎、広島・高橋昂、17年の西武・西川、中日・清水に続き、4年連続のドラフト指名の期待がかかる。

58発二刀流の花咲徳栄・野村13日大安プロ志望届 - 高校野球 : 日刊スポーツ

 

 

【野村選手の紹介】

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 185センチ90キロ 右投げ右打ち

 ポジション:投手・ファースト・サード・ライト・レフト

 

 1年生のころより4番に座る高校通算58発の恵体スラッガー。大降りしないスイングながらも、インコースを引っ張りホームランにする技術を高く評価されています。またホームランだけでなくミート技術も高く、引っ張るだけでなく左右の打ち分けることが出来る技術をスカウトから高く評価されており、2年生の夏の甲子園では25打数13安打2HRで打率.520を記録。最後の夏も10打数4安打で打率.400を残しました。

 

 また3年生より本格的に投手に挑戦。すると投手としての才覚も披露し最速146キロを記録。横浜高校との練習試合では4安打2失点で完投勝利を挙げ、エース先発として投げぬくようにもなりました。

 守備については主にレフト・ファーストにつくことが多いですが、3年になってからサード守備にも本格的に挑戦し、地方大会ではライトも守っています。遠投100mと外野手としてはそれなりの肩を披露しています。


野村佑希選手(花咲徳栄高) ホームランを含む3安打の活躍 2018年5月19日

 

【指名への課題】

 花咲ではエース先発として投げていたものの、現状の投手としての評価は平凡と言わざるをえません。投手としては指名漏れレベルであり、獲得は野手としての獲得となります。

 そして野手としての課題ですが、インコース捌きが上手いせいかインに来れば窮屈になってもスイングしてしまい、詰まらせて打ち取られるアウトが多くなっています。このため全体的にインコース攻めを受けることが多くなっており、避けようとせず手を出してしまうため、プロ入り後はインコースへの攻めで避けきれず死球になるリスクがあります。

 またプロ入り後はサードで勝負をしたいと宣言していますが、サード挑戦は3年に入ってからであり、サード守備自体は向上は見られるもののまだ不安視されています。

 

【指名順位予想】

 右のスラッガーになれる素質を持っており、恵体でもあるため野手としては伸び代・実績・技術面を高く評価されています。問題面としてはサードとして起用できる見込みがあるかどうかですが、最悪サードが駄目でもファースト・レフトで起用できるクラスの選手であるため、大きなマイナスとはなりません。

 

 このため指名順位ははずれ1位から2位が候補となります。U-18に呼ばれ木製バットでの打撃力がアピール出来ていれば1位候補にもなれていましたが、なぜか代表には選ばれずアピールすることが出来ませんでした。