読売ジャイアンツのドラフト戦略を語る

巨人が取るべきドラフト候補選手、また現状の選手たちの実情から取りうるべきドラフト戦略を語っていく

イップスから復活した社会人投手 JFE西日本 谷中 文哉選手 社会人右腕投手

 

JFE西日本の谷中文哉投手(23)が5回まで1人の走者も許さない快投を見せた。駒大出身の右腕は「先を見ないで1球1球、打者1人1人という気持ちで投げたのがうまくいった。前回の反省が生きた」と振り返った。
 大会初戦の13日、大阪ガス戦で先発を任されたが、3回で2本塁打を含む6安打を浴び4失点でKOされた。翌日の14日、駒大の先輩にあたる山下敬之監督(42)は、コーチを通じて「リベンジしたいか?」と聞いたところ、谷中本人から投げさせてほしいという直訴があったことを明かした。

 中1日の先発マウンドで、立ち上がりからスライダーとフォークを丁寧に投げ分け打者を打ち取っていく。5回2死からは須田に三塁線を襲う痛烈なゴロを打たれたが、古田が好捕。一塁へ送って事なきを得た。打線の援護で6点をもらった直後、6回1死から初の走者となる安打を許し、2死後に3連打で3点を許したのは反省点だ。

 「バテたのもあったし、ボールにキレがなくなった。いい投球をどれだけ長く続けられるかが、次の課題だと思います」

 6回1/3を6安打4失点。タテジマが入ったビジター用ユニホームのお披露目となった試合で、記念すべき勝利投手になった。

 大学時代はキャッチボールやフィールディングができないほどのイップスになった影響もあり、リーグ戦で1勝も挙げていない。それでも社会人になり、気持ちの部分が変わったことで本来の投球を取り戻したという。

 「入社2年目だがチームの軸になれるようにしたい。若さも出していって、バランスをとっていきたい」

 野球を続ける機会をくれた会社や指揮官への恩返しを誓った。

JFE西日本・谷中、志願先発で5回まで完全投球 2年目の決意「チームの軸に」― スポニチ Sponichi Annex 野球

 

 

 【谷中選手の紹介】

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182センチ80キロ 右投げ右打ち

変化球:スライダー・カットボール・フォーク・カーブ

 経歴:盈進ー駒沢大ーJFE西日本

解禁年:2019年

 

 ノーワインドアップからあまり腕を振りかぶらず、肘を畳んだフォームから最速148キロ、常時140前後のストレートを投げる右腕投手。JFEでは先発・中継ぎ両面で起用されています。多彩な変化球を保有し、落差や球速で押すタイプというよりも狙い球を絞らせず打たせて取るピッチングとなっています。

 高校時代はドラフト上位候補でしたがプロ志望を出さず駒大に進学。しかし大学で重度のイップスを発症。しかしJFEでは同じ駒大出身の監督の下の指導で1年目には先発としても起用され、1安打完封を達成するほどに回復しています。

 


【2018 ドラフト候補】JFE西日本 谷中 文哉のピッチング_2018030701

【指名への課題】

 カウントを整える変化球が多く、決め球になるような変化球を持っていません。フォークはあるものの精度に関しては課題が残っており、打者に早々に見逃されています。低めコースの落ちる変化球については左右どちらにも見逃されることが多くなっています。またストレートも高めに抜けることがそれなりにあり、球速があるタイプでないためファールになることはあれど空振りは奪えていません。このため変化球がいいところに決まってもバットに当てられてしまい、ランナーを進塁させてしまっています。このため中継ぎとして使うにはランナーを貯めた場面での起用が難しく、先発としては決め球に欠けています。

 

【指名順位予想】

 左打者に対しては落ちる球や少し外に逃げるような軌道を描くストレートが武器になっており、後はインコースを突けるコントロールが身につけば対左の中継ぎとして一定の評価を得ることができます。

 ただ右に対しては使える変化球が限られており、右に対しては四球、被安打が多くなっています。中継ぎとして評価するには左右どちらかに対し強力な武器があるか、左右どちらも満遍なく抑えられないといけないため、現時点では即戦力とはなりません。先発として起用もされており、地方予選では先発として完封記録を残してもいますが、先発として評価するにも対右が課題となります。このため現状では指名漏れが濃厚となります。