読売ジャイアンツのドラフト戦略を語る

巨人が取るべきドラフト候補選手、また現状の選手たちの実情から取りうるべきドラフト戦略を語っていく

195センチの超長身投手 法政大 内沢  航大選手 大卒右腕投手

【内沢選手の紹介】

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195センチ92キロ 右投げ右打ち

変化球:スライダー・カーブ・フォーク

 

 セットポジションからオーバー気味に投げ下ろすフォームから最速145キロ、常時140前後のストレートを投げ込む右腕投手。身長195センチとかなりの長身であり、身長2mの早稲田・今西選手(=3年生)が入学するまでは六大学最長選手となっていました。

 一番の武器は角度あるストレート。140前後ながらも195センチの長身から投げ下ろすため、球速以上の力があり空振りを奪います。そこに縦のスライダーに小さく変化するカーブでアウトコースを攻めます。

 


法大 内沢航大

【指名への課題】

   球速が落ちると途端に打たれるようになります。このためロングイニングでスタミナが切れてきたときや、先発として登板し力をセーブしつつ投げなければならない時などは途端に被弾しています。

 

   低めにいけば問題ありませんが、高めにいきあまり角度がないと外野深くまで飛ばされます。球威があるタイプでないため、高めにそれなりに集まる現状では深い当たりも多く、中継ぎとしても不安が残ります。比較的緩い変化が多く緩急をつけれるような変化球がないため、タイミングを合わせやすいのも原因のひとつです。

 

 

【指名順位予想】

 高身長投手というのは一見すると角度ある球を投げられる高素材にみえますが、バランスを崩しやすく、育成ノウハウも日本ではまだまだ少ないため敬遠されがちです。育成に時間がかかるタイプのため高卒であればまだ時間をかけられますが、大卒であればあまり猶予もありません。

 高身長の角度は球速や低めに投げられるコントロールがあればこそ活きる素材であり、コントロールがいいタイプでなく最高球速も145キロのためどちらも物足りないものとなっています。このため現状では指名漏れが濃厚となっています。何かもうひとつ武器が欲しいところです。