読売ジャイアンツのドラフト戦略を語る

巨人が取るべきドラフト候補選手、また現状の選手たちの実情から取りうるべきドラフト戦略を語っていく

恵体の大型捕手 国学院久我山 宮崎 恭輔選手 高卒右捕手

 

第101回全国高校野球選手権大会西東京大会(24日、国学院久我山6x-2早稲田実、神宮)劇的なサヨナラ満塁アーチだ。西東京大会準々決勝で国学院久我山早実に6-2でサヨナラ勝ち。4番・宮崎恭輔捕手(3年)が2-2の九回、左翼席へ満塁本塁打を放った。

 「自分が決めてやろうと打席に入りました。最高の打撃ができてよかったです」

 ヒーローは右拳を突き上げ、ダイヤモンドを一周。主砲を中心に本塁付近で歓喜の輪ができあがった。

 右の強打者。捕手として培った配球の読みが、自身の大会2号につながった。九回の好機に「スライダーが頭をよぎった」。そして内角高めのスライダーを強振。高校通算15発目は、人生初の“サヨナラ満塁本塁打”だった。

 捕手として受けていた球を打ち返した。宮崎は昨年12月、U-17(17歳以下)の東京選抜の一員としてキューバ遠征に参加。この日、本塁打を放った投手の早実・伊藤の球を受けた。元チームメートとの対戦を制し「直球が伸びてくる。対戦していて楽しい投手」と笑顔で振り返った。

 2015年以来4年ぶりの4強入り。26日の準決勝で第1シード校の東海大菅生と対戦する。1991年以来28年ぶりの夏の甲子園へ、宮崎がチームをけん引する。

国学院久我山、早実撃破4強!4番・宮崎がサヨナラ満弾/西東京 - 野球 - SANSPO.COM(サンスポ)

 

 

 

【宮崎選手の紹介】

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181センチ90キロ 右投げ右打ち

ポジション:キャッチャー

 

 国学院において4番キャッチャーをつとめる大型捕手。その恵まれた体から繰り出される力強いスイングで通算15本塁打を記録。地方大会においてはスライダーの配球を読みサヨナラ満塁本塁打を放っており、捕手としての経験を活かしたバッティングを披露しています。

 捕手としても遠投100mの強肩をもち、長打力のある大型捕手として期待されます。

 

【指名への課題】

   捕手としてのフィールディングについてはまだ課題があります。ブロック能力については指に引っ掛かったワイルドピッチをブロック出来ず逸らしてしまうことが何度か見られ、得点圏にランナーを進めてしまうことがあります、またスローイングについてもまだ動きに無駄があり投げるまでに時間を要しているため、丁寧に投げられずコントロールが悪くなっています。

 

  打撃ついては柔らかいバッティングができておらず、芯に当たれば飛ぶことがわかるスイングですが、叩きつけるような硬いスイングになっており、足が遅いこともあり身体能力とバッティングが合致していません。このためゴロ性のヒットが多くなっています。

 

【指名順位予想】

 恵体とはいえ打撃技術が追い付いておらず、守備能力についてもまだ課題があります。指名にかかるには恵体以外にもアピールポイントが欲しいところであり、現時点では指名漏れの可能性が高い選手となります。