読売ジャイアンツのドラフト戦略を語る

巨人が取るべきドラフト候補選手、また現状の選手たちの実情から取りうるべきドラフト戦略を語っていく

2019年読売ジャイアンツ戦力外候補一覧【支配下選手編】

 巨人の優勝が決まりCS,日本シリーズに向けた動きが見えてくる中で、シーズン終了も近づいてきました。そうなると話題に出てくるのが戦力外通告。ドラフト指名にも大きな影響を及ぼす戦力外、今年の巨人の戦力外候補を予想します。

 

 

 【投手編】

【①:谷岡 竜平選手】

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19年1軍成績:登板なし

 16年3位で指名されるとフォークを武器に一時中継ぎの一角として起用されていた高卒社会人投手。その後先発として起用されたりするなどありましたが、今年のキャンプにて突然3軍組に合流。後に右肩関節唇の損傷と診断され保存療法を選択。ノースロー状態が続いています。

背番号40の姿は連日、G球場にある。リハビリ組としてダッシュや下半身の補強などで調整し、再びマウンドで投げることを目指して汗を流す。昨季25登板と飛躍のきっかけをつかみかけた23歳。2月の春季キャンプで1軍スタートが内定し、今年に懸ける思いは人一倍強かった。だが直前の合同自主トレでブルペンに入った時、今まで感じたことのない激痛が肩に走った。「今まで肘や下半身も含めてけがをしたことがなかったので、初めてやばいと思いました」

 肩が上がらず、私生活にも支障が出た。「力が入らなくてダラーッとしちゃう。腕を上げるのがつらい」。病院へ行くと、聞き慣れない言葉を耳にした。「関節唇(かんせつしん)の損傷」。「初めてのけがだからどうしていいか分からなかった」と不安に襲われた。

【巨人】右肩故障の谷岡「頑張らないとって」…3年目右腕を奮い立たせた大先輩の言葉 : スポーツ報知

 問題はこの関節唇の損傷。投手にとっては致命的な故障であり、過去には日ハムの斉藤選手や現楽天由規も経験し復帰までにかなりの時間を要しています。程度にもよりますが日常生活にも支障をきたす怪我であり、手術をすれば痛みはある程度消えるものの、そこから復帰できた選手は数少ないのが現状。谷岡選手についてもかなりの時間を要すると思われます。このため谷岡選手はリハビリ組として一度自由契約とし、育成選手として再契約となる可能性があります。

 【追記】10月1日、手術を受け育成再契約となることが発表されました。

巨人の谷岡竜平投手(23)が1日、来季は育成契約となる方針を球団から通達された。

 今年はキャンプから右肩痛と戦って実戦登板なし。9月24日に右肩ベネット骨棘切除術(骨を削る手術)を受けて現在はリハビリ中で、1ヶ月ほどでキャッチボールを再開できる見込みになっている。

 成立学園高、東芝を経て16年ドラフト3位で入団。1年目の17年に5登板、2年目の昨年は25登板で2勝を挙げた。球団からも右のリリーフとして期待し、故障回復を待つ意向を伝えられ「来年1年が勝負だと思っています」と話した。

【巨人】谷岡が育成契約へ 9月に右肩ベネット手術「来年1年が勝負」 : スポーツ報知

【②:森福 允彦選手】

19年1軍成績:  7試合 4(1/3)回0勝0敗3H3失点防御率6.23

19年2軍成績:39試合37(1/3)回2勝2敗4S8失点防御率1,69

 去年は減俸30%と厳しい評価を受けた森福選手。今年は勝負となる年であり、一時はワンポイント起用で結果を残していました。しかし6月21日のSB戦を最後に1軍登板無し。ファームでは防御率1点台を記録しているものの、中川選手が故障し中継ぎ総動員状態だった夏場後半に全く招集されなかったことを踏まえると、今年で戦力外の可能性が高くなっています。

 今後の消化試合で最後の見極めのために1軍昇格の可能性はありますが、そこでも呼ばれなければ絶望的と思っていいでしょう。

【追記】10月1日、構想外により退団することがわかりました。

巨人・森福允彦投手(33)が今季限りで退団することが30日、分かった。来季の戦力構想から外れたが、本人は現役続行を希望しており、他球団でのプレーを模索するとみられる。

 ソフトバンクから移籍3年目の今季は7試合の登板で3ホールド、防御率6・23。それでも変則的なフォームを武器にする左腕は、左打者を打率・100(10打数1安打)に封じた。故障もなく、イースタン・リーグではチーム最多の41試合に登板。39回1/3を投げて2勝2敗、4セーブ、防御率1・60の好成績を残していた。

 森福は愛知・豊川高からシダックスを経て、2007年に大学生・社会人ドラフト4巡目でソフトバンク入り。救援投手として11年から4年連続で50試合以上に登板し、13年にはワールド・ベースボール・クラシックの日本代表に選出された。

 16年オフにフリーエージェント権を行使して巨人へ。移籍1年目の17年に30試合に登板したが、昨季は2試合の登板にとどまっていた。通算成績は423試合で17勝17敗18セーブ、134ホールド、防御率2・59。

巨人・森福が退団…本人は現役続行を強く希望(サンケイスポーツ) - Yahoo!ニュース

【⓷:T.ヤングマン選手】

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19年1軍成績:10試合44(1/3)回3勝4敗33失点防御率6.09

19年2軍成績:14試合  69回5勝2敗20失点防御津1.70

 マイコラスの後釜として期待された若手投手。今年が課題の2年目でしたが、クイックから崩れる問題などを解決できず3勝4敗防御率6・09と厳しい成績となっています。伸びしろを期待しての獲得でしたが1年目の課題を修正できなかったことから、首脳陣としても見切りをつけ新しい助っ人投手獲得に動く可能性が高くなっています。

 

 

【④:R・クック選手】

19年1軍成績:13試合  15回0勝2敗6S  8失点防御率4.80

19年2軍成績:14試合24(1/3)回1勝1敗1S15失点防御率5.18

 今年守護神候補として獲得した投手。当初は守護神として結果を残していたものの、制球難で投げてみるまで調子がわからないという守護神としては非常にやっかいな課題を持ち、右ひじの違和感を訴えたこともあり徐々に成績が降下。メジャー時代先発経験もあり1軍が先発不足になったことから先発転向を図るも、そちらでもパっとせず2軍暮らしが続いています。年俸1億4千万と非常に高額であり成績ものこせていないことから戦力外候補の一人となっています。

 

【⑤:S・マシソン選手】

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19年1軍成績:26試合20(2/3)回2勝2敗1S8H11失点防御率4.79

19年2軍成績:  7試合    7回1勝0敗0S0H  3失点防御率3.86

 巨人歴代最高助っ人とも称される剛腕セットアッパー。なんと12年から契約しているため、今年で8年目となっています。

 ただ今年は膝手術のリハビリ中ウイルスの罹患によりキャンプに間に合わずその後も調整を続け、ついに1軍復帰を果たすも7月に左膝痛で再び離脱。年齢もあり離脱が目立つようになりました。

 ストレートの球威にも陰りが見え選手としての限界が見えてきていますが、何よりマシソン選手は17年オフの2年契約時に「これが最後の契約となる」と語っており、理想は20年五輪のカナダ代表で出場し野球人生を終えることも目標としています。

そして複数の球団と交渉した結果、条件面も踏まえて巨人残留を決断したというマシソン。「ジャイアンツは最終的に自分と2年契約するに至ったんだ」と振り返りつつ、「これが自分のプロ生活の最後の2年になるはずだ。日本では8年間プレーすることになって、それで終わりになるね」とプロ選手としての引き際についても言及している。

一方、2年契約が満了となる2019年の翌年には東京五輪に出場する夢もあるという。これまでカナダ代表としてWBC出場も経験しているマシソンは「オリンピックは自分の最終目標だね。日本で、カナダ代表のためにプレーして終えることができれば最高だね」と語ったという。

マシソンが巨人残留の舞台裏語る 「これがプロ生活の最後の2年になる」 | Full-count | フルカウント ―野球・MLBの総合コラムサイト― - (2)

 このため戦力外候補とは書いていますが、実際は希望退団→カナダ代表として出場。そして引退となります。

 

【⑥:S・アダメス選手】

19年1軍成績:11試合  9(1/3)回0勝1敗3H  7失点防御率6.75

19年2軍成績:34試合41(2/3)回1勝2敗0H17失点防御率2.81

 

 育成外国人として16年に入団し18年に支配下登録。パワータイプ中継ぎとして1軍でも起用されました。しかし課題である制球難は今も改善できておらず、1軍での起用も敗戦処理に留まっていました。これが日本人であればまだ起用の余地はありますが、アダメス選手は外国人枠を使う選手であり、4年たった現在でも当初からの課題を解決できていないことから、戦力外候補の一人となっています。

 

 

 

【追記】10月1日、戦力外通告されています。

巨人のサムエル・アダメス投手(25)、ホルヘ・マルティネス内野手(26)が1日、球団から戦力外通告を受けた。

 アダメスは故郷・ドミニカ共和国でのトライアウトで合格して16年に来日。昨年途中に支配下登録されて28登板0勝2敗4セーブ、防御率3・94。今季は1軍で11登板0勝1敗、防御率6・75だった。

 マルティネスは故郷・ドミニカ共和国でのトライアウトで合格して育成選手として来日。昨年途中に支配下登録されると、同7月27日の中日戦(東京D)で山井から初打席本塁打の快挙を成し遂げ、1軍で19試合に出場した。今季は6試合の出場にとどまった。

 両選手とも退団で他球団での現役続行を希望。日本国内を中心に海外も含めて移籍先を探すことになる。

【巨人】アダメス、マルティネスに戦力外通告…ともに退団で現役続行希望 : スポーツ報知

【野手編】

【①:吉川 大機選手】

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19年1軍成績:  10打席  0安打  0打点0HR  1四死球打率.000

19年2軍成績:175打席37安打21打点2HR19四死球打率.219

 中日から戦力外通告を受けるも巨人に入団。内野のどこでも守れるユーティリティー性と俊足を買われ1軍にて守備固め兼代走要員として起用されました。坂本選手が故障時はショートとしても起用されるなど期待されましたが、課題だった打撃成績を上げることができず、ここにきて走塁技術の長けた増田選手が台頭。足が速いだけの吉川選手に対し走塁で相手バッテリーをかき乱せる増田選手のほうが使い勝手がよく、戦力外出身ということもあり首を切られやすい立場となっています。

 

【②:C.ビヤヌエバ選手】

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19年1軍成績:225打席45安打8HR24打点31四死球打率.223

19年2軍成績:109打席18安打3HR11打点13四死球打率.189

 巨人が右のスラッガーとして獲得したメジャー現役選手。ルール5ドラフトから漏れ敵球団に取られるくらいならと日本入りしたと推測されており、外へのスライダーに課題はあるものの、対左スラッガーとして期待されました。

 一時は長打を量産しクリーンナップとして期待こそされましたが、外へ逃げるスライダーや低めに落ちる球を空振りする弱点を克服できず2軍落ち。2軍でも打率1割台と結果を残せていません。サード守備のうまさや年齢を考えもう1年見る選択肢もありますが、何分高年俸と2軍成績の悪さを考えると、大減俸を受け入れない限り契約は難しいものとなっています。

 

【⓷:J・マルティネス選手】

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19年1軍成績:8打席1安打0HR1打点0四死球打率.125

19年2軍成績:291打席58安打3HR24打点23四死球打率.220

 17年より巨人と育成契約し翌年に支配下契約したスイッチヒッター。1軍初スタメンで本塁打を打ち話題となりましたが、守備の粗さや三振の多さといった粗い面が目立ってしまい2軍暮らしが続いています。

 一時両打ちをやめていましたが今年になりまた両打ちを再開。二軍では主にセカンド・ファーストで起用されていましたが、吉川尚選手離脱、若林選手の守備難により降格後も呼ばれることなくシーズンを終えようとしています。これでまだ長打があれば起用の余地もありますが、俊足中距離打者で守備難という何とも使いづらいポジションに落ち着いてしまっています。このため戦力外候補の一人です。

 

【追記】10月1日、戦力外通告されています

巨人のサムエル・アダメス投手(25)、ホルヘ・マルティネス内野手(26)が1日、球団から戦力外通告を受けた。

 アダメスは故郷・ドミニカ共和国でのトライアウトで合格して16年に来日。昨年途中に支配下登録されて28登板0勝2敗4セーブ、防御率3・94。今季は1軍で11登板0勝1敗、防御率6・75だった。

 マルティネスは故郷・ドミニカ共和国でのトライアウトで合格して育成選手として来日。昨年途中に支配下登録されると、同7月27日の中日戦(東京D)で山井から初打席本塁打の快挙を成し遂げ、1軍で19試合に出場した。今季は6試合の出場にとどまった。

 両選手とも退団で他球団での現役続行を希望。日本国内を中心に海外も含めて移籍先を探すことになる。

【巨人】アダメス、マルティネスに戦力外通告…ともに退団で現役続行希望 : スポーツ報知

【④:中島 宏之選手】

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19年1軍成績:65打席8安打1HR5打点10四死球打率.148

19年2軍成績:134打席28安打2HR24打点15四死球打率.243

 

 原監督復帰とともにオリックスから退団後補強選手の一人として獲得されたベテラン内野手。不足する右の代打として期待され、打率こそひくいものの出塁乞食で四球を選びチャンスを作る役割を果たしていました。

 しかしそれも序盤までで徐々に四球も選べなくなり出塁率も低下。2軍落ちしてからは呼ばれてもすぐに降格され2軍暮らしが続いています。年俸も1億越えとコスパが非常に悪く石川・陽選手が右の代打として機能するようになったため起用する場所もありません。このため戦力外の可能性が高い選手となっています。

【⑤:立岡 宗一郎選手】 

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引用:読売巨人軍公式サイト

19年1軍成績:  16打席4安打0HR  1打点  2四死球打率.286

19年2軍成績:211打席44安打2HR20打点12四死球打率.224

 SBからトレードで入団した秋山2世と称される左打ちの外野手。15年は打率3割でついに巨人の1番打者が埋まった!と期待されましたが、故障以降打撃が低迷。その後1軍打率が.250以上残せた時期はなく19年はわずか16打席に留まっています。

 年齢も中堅になり若い外野手も松原・加藤・山下選手と台頭してきており、松原選手については去年も長打面が伸びており5本塁打を記録しています。徐々に村上選手の2軍起用も増えており、中堅の立岡選手は2軍若手の起用機会を奪っている形となります。ここ2~3年でファームの中堅を一気に戦力外にしており、立岡選手もその戦力外候補の一人となります。

 

【⑥:A.ゲレーロ選手】 

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19年1軍成績:323打席66安打21HR54打点41四死球打率.236

19年2軍成績:  63打席19安打  5HR12打点10四死球打率,358

 

 スラッガーとして期待され中日より獲得した外国人打者。今年が2年契約の2年目となるわけですが、打撃の波の激しさや得点圏の弱さといったクリーンナップとして使うには大きな課題を抱えており、年俸も2年8億と高額なことから退団の可能性が高くなっています。

 大減俸を受け入れれば残留もありえますが、代理人が銭闘で有名なボラス氏であるため減俸を受け入れるかどうかは微妙であり、現状では年俸と成績が全く見合っていないため退団となります。

 

【なぜあの選手は候補に入っていないのか】

【①:岩隈 久志選手】

 メジャーから出戻り後、楽天からのコーチ要請を断り選手として巨人に入団。しかしキャンプからコンディション不良。その後も長い間リハビリが続き、8月についに2軍初登板。復活が期待されましたが、その後再び張りが出て調整中となっています。

 

完全復帰へ向け着実にステップを踏んでいたはずだった。8月21日に1イニング、24日にも1イニング、ともに無失点。当時は「やっとスタートに立てた。ここからだと思う」と一軍のマウンドへ思いをはせたが、現状を聞くとこう明かした。

「張りが出てよくない状況なので調整している。体全体もそうだし、(手術した)肩もそうだし…」。なかなか思い通りにいかない現実を受け入れている様子だったが、やはりもどかしさは隠し切れない。

 7月初旬の段階で、最も順応が難しいと語っていた過酷な日本の暑さにも慣れてきたこともあり、実戦復帰時の球速は141キロをマークした。その直後の急ブレーキだけに「だいぶいいかな、ここからもうちょっと(球速も)伸びそうかなという感じだったから」と表情を曇らせた。29日まで行われる二軍戦での登板についても「まだわからない」と、先の見えない状態が続いている。

巨人・岩隈が無念の思いを吐露 「悔しいっちゃ悔しいですけどね…」(東スポWeb) - Yahoo!ニュース

  ただ巨人としては戦力になれば儲けもの。若手の見本になることを期待しての獲得であり、現在の巨人の支配下登録数は68名。上記で挙げた選手すべてが戦力外にならないにしても、8~9名の戦力外が予想されます。そうなると支配下ドラフト指名は6~7名+外国人補強3名(野手2・投手1)となり、支配下数は68-9+6+3=68名。枠にも余裕はあり、古巣への楽天復帰を蹴ってまで現役に拘り巨人に入団した岩隈に対し投げれないから1年で首にすれば今後の補強にも悪印象となります。コーチ込みでの獲得であり本人が復帰を諦め自主引退しないかぎり、もう1年は様子見すると思われます。

 

【②:田原 誠次選手】

 困ったら田原といわれたほどフル回転したサイドスロー投手。去年はブルペン事情の改善を公に訴えサインを保留したことでも話題となりました。そんな田原選手ですが今年は序盤こそ起用されたものの鍵谷・デラロサ選手などの獲得によりブルペンが整うと呼ばれなくなり、1・2軍でも防御率4点台と厳しい成績を残しています。

 しかし去年あのような記者会見をした翌年に首にすれば世間体にもマイナスイメージとなり、経験豊富な田原選手を切っても1・2軍中継ぎに余裕があるかと言われれば微妙なところ。ただ首が寒いのは事実であり、来年が瀬戸際となります。

 

【⓷:藤岡 貴裕選手】

 ブルペン事情改善のために鍵谷選手とともに巨人にトレード入団した左腕投手。入団時は競合ドラ1として注目されるものの成績も落ち込み18年にロッテから日ハムにトレード。しかしその日ハムからも1年で見切りをつけられ巨人へトレードされました。

 鍵谷選手が1軍でフル回転する一方藤岡選手は登録こそされど1軍登板はなし。2軍では先発としても起用されていますが、左に対して決め球がなく現状では1軍は期待できません。ただ藤岡選手は現在先発起用されており、来年2軍ローテだったヤングマン選手が戦力外となった場合、2軍ローテは高田ー大江ー坂本工ー古川ー今村ー沼田ー戸郷選手と半分が高卒2年目となってしまい、1軍ローテ事情を踏まえればここからさらに抜かれる可能性もあります。

 

 畠選手も手術明けで未知数である以上藤岡選手まで戦力外にすると2軍が回らなくなる恐れがあります。さすがにトレード1年目選手を半年で戦力外にすればかどもたつため、もう一年は見るものと思われます。

【④:村上海斗選手】 

 17年7位で指名された素材型の大型外野手。打撃に課題はあるものの丈夫さと身体能力の高さを評価されていました。

 しかしプロ入り後は1年目から故障で3軍止まり。今年は2軍昇格こそしたものの打撃は依然改善されておらず打率1割台となっています。退団は無いにしても戦力外→育成再契約の可能性を考えましたが、いくら成績が低いといっても大卒選手を2年目から育成再契約にすると今後の指名へのマイナスイメージにつながる可能性があり、枠もそこまでひっ迫しているわけでないため、来年の成績次第で育成落ちと予想し今回は戦力外候補から外しています。

 

【まとめ】

 現在の支配下数が68名。阿部選手引退により来年は67名。65名を下回ると育成指名に参加できなくなるため、支配下指名7名と助っ人外国人3名で合計10名支配下数増加。一方戦力外は8~9名と予想されるため、支配下数は68名となります。ただここ3~4年で戦力外候補の中堅を一気に戦力外にしており来年以降の戦力外は引退選手がメインであまり支配下枠が空かないため、来年以降のためにも支配下指名は今年と同じ6名となる可能性もあります。