読売ジャイアンツのドラフト戦略を語る

巨人が取るべきドラフト候補選手、また現状の選手たちの実情から取りうるべきドラフト戦略を語っていく

2021-08-01から1ヶ月間の記事一覧

鍬原・喜多選手の支配下契約を発表。支配下の背景と戦力外への影響は

巨人は30日、育成選手の鍬原拓也投手(25)、喜多隆介捕手(23)と支配下選手契約を結んだと発表した。 背番号は鍬原が「029」から「46」に、喜多が「027」から「94」となる。 鍬原は「再び支配下登録していただき感謝しています。喜びと同…

地方大会通算4割越えの巧打者 敦賀気比 前川 誠太選手 高卒右内野手

「全国高校野球選手権・準々決勝、京都国際3-2敦賀気比」(26日、甲子園球場) 敦賀気比は京都国際にサヨナラで敗れ、準々決勝で敗退した。 「プロ志望(届け)は出すつもりでいます」。試合後、敦賀気比のプロ注目・前川誠太内野手(3年)は高卒での…

内外のストレートとフォークが武器 沖縄尚学 當山 渚選手 高卒左腕投手

3試合目の沖縄尚学と阿南光の一戦は、沖縄尚学が完封勝利で2回戦への切符を掴んだ。初回に2点を先取すると、先発・當山 渚が安定感抜群の投球を見せる。 2回に阿南光の4番・高木 裕介に初ヒットを許しながらも、後続を断ち切る見事な投球で2回を終える。 す…

制球の良い小柄な右腕 前橋育英 外丸 東眞選手 高卒右腕投手

台風が迫る群馬は雨のち晴れだった。5点をリードした延長12回。エースの外丸は熱気に包まれたマウンドで自らに言い聞かせた。 「冷静に。目の前の一球に全力」。最後の打者を右飛に仕留めると、高く跳ねた。12回、166球を投げ切り、感情が爆発した。 「優勝…

投打ともに成長を見せるスラッガー 神戸国際大付 阪上 翔也選手 高卒左外野手

<全国高校野球選手権:近江7-6神戸国際大付>◇25日◇準々決勝 今秋ドラフト候補で最速148キロ右腕・阪上翔也外野手(3年)擁する神戸国際大付(兵庫)は、近江(滋賀)との「近畿勢対決」にサヨナラ負け。夏の甲子園初の4強入りを逃した。 阪上は「3番投手…

強豪チームの強肩4番 横浜高校 立花 祥希選手 高卒右捕手

<高校野球神奈川大会:横浜17-3横浜創学館>◇28日◇決勝◇サーティーフォー保土ケ谷 横浜の不動の4番立花祥希捕手(3年)が「ほぼサイクル安打」の大活躍で打線をけん引した。 第1打席から右前打、二塁打、二塁打、三塁打、遊ゴロで迎えた8回の第6打席。本塁…

キレのあるストレート・変化球で圧倒するリリーフ 近江 岩佐 直哉選手

<全国高校野球選手権:近江6-4大阪桐蔭>◇23日◇2回戦 近江(滋賀)が「西の横綱」大阪桐蔭を撃破した。最大4点差を追い上げ、1点差の7回に登板したリリーフエース岩佐直哉(3年)が3回無失点で逆転を呼んだ。先発した山田陽翔(はると、2年)は2回までに4…

これからの伸びしろが期待される144キロ右腕 西日本短大付 大嶋 柊選手 高卒右腕投手

11年ぶりの夏勝利を目指した西日本短大付(福岡)は、二松学舎大付(東東京)に0―2で敗れた。エースの大嶋柊(3年)が8回4安打2失点と奮闘したが、打線が大会屈指の好投手、秋山正雲(3年)を打ち崩せなかった。 雨天順延続きで当初の日程から1週間遅れで立…

読売ジャイアンツが育成契約したダニエル・ミサキ選手の特徴と支配下への課題について

巨人は17日、BCリーグ栃木のダニエル・ミサキ投手(25)と育成選手契約を結んだと発表した。背番号は「002」。ダニエルは球団を通じ「常に自分をサポートしてくれた家族、フィアンセを含むすべての皆様に感謝します。加えて、チームの一員として迎えてくださ…

地方大会6割のミートセンスが優れるショート 高岡商 石黒 和弥選手 高卒右内野手

高岡商の石黒和弥遊撃手(3年)は7回の守備で三塁後方のファウルフライに飛び込み、頭からフェンスに激突。そのまま動けなくなった。 球場が騒然とする中、駆け寄る高岡商の選手らに混じって、三塁側ブルペンで投球を受けていた松商学園の野田留輝捕手がアイ…

打たせてとる変化球投手 小松大谷 北方 慈也選手 高卒右腕投手

第103回全国高校野球選手権大会(甲子園)は、天候不良のため13日に予定していた4試合が全て中止となり、14日に順延された。12日に続いての順延で、2日連続の順延は2014年の開幕日以来となる。 第4試合に登場することになっていた小松大谷(…

どの球種も精度の高い高卒投手 愛工大名電  寺嶋 大希選手 高卒右腕投手

◇11日 全国高校野球選手権大会1回戦 東北学院5―3愛工大名電(甲子園) 愛工大名電(愛知)のプロ注目右腕・寺嶋大希投手(3年)は3回1死一、二塁のピンチで2番手として登板。先頭の大洞に中前打を許して満塁とされると、2死から7番の山田に低めの…

17年5位・松井義弥選手の厳しい立ち位置。抱える課題とは

◆イースタン・リーグ 巨人―ロッテ(7日・G球場) 巨人の松井義弥内野手(20)が「8番・左翼」で先発出場。6点を追う5回1死から右越え本塁打を放った。 今季2試合目、3打席目で出た今季初安打がホームランとなり「とにかくがむしゃらに思いきってい…

エースで4番の二刀流選手 広島新庄 花田 侑樹選手 高卒右腕投手

<全国高校野球選手権:横浜3-2広島新庄>◇11日◇1回戦 広島新庄のプロ注目右腕・花田侑樹投手(3年)は好投も実らず、初戦で散った。強打の横浜打線にも屈することなく立ち向かった。「後ろにはいいピッチャーがいるので、1つずつアウトを積み重ねて全力で…

高知FDの新たなエース候補 高知ファイティングドッグス 谷村 拓哉選手 独立リーグ右腕投手

【谷村選手の紹介】 【指名への課題】 【指名順位予想】

24本塁打の身体能力型野手 日本航空 エドポロ・ケイン選手 高卒右外野手

今年の甲子園でなんとかブレイクしてほしいスラッガーがいる。それが日本航空のスラッガー・エドポロ・ケインだ。父がガーナ人、母が韓国人のハーフだ。 高校通算24本塁打を放っており、その飛距離はチームでもトップクラスだ。スタンスはスクエアスタンスで…

力感のないフォームが特徴 日大山形 斎藤 堅史選手 高卒右腕投手

<全国高校野球選手権:日大山形4-1米子東>◇10日◇1回戦 エースの力投がチームを勢いづける1勝をもたらした。開幕マウンドに上がった日大山形・斎藤堅史投手(3年)が、8回0/3を12安打1失点と粘りの投球。初回に2安打と四球で2死満塁のピンチを招くも、最…

非常に手足の長い長身右腕 静岡 高須 大雅選手 高卒右腕投手

<高校野球静岡大会:静岡7-0磐田東>◇26日◇準決勝◇静岡県草薙総合運動場野球場 伝統校の静岡高が、第5シードの磐田東に7回コールドで快勝した。エース右腕の高須大雅投手(3年)が、今大会3度目の完封勝利を挙げ、中止となった昨年を挟み、2大会連続の決勝…

支配下復帰を目指す17年ドラ1鍬原拓也選手。投手として成長した姿と残る課題とは

◆イースタン・リーグ 巨人4―2DeNA(31日・G球場) 巨人2軍はDeNAと対戦し、4―2で勝利した。 先発した鍬原は6回2失点と力投。3回と6回にタイムリーを浴びたが、粘り強い投球で最少失点に抑えた。 打線は初回に敵失で1点を先取。同点で迎…

常時140中盤の剛速球左腕 神村学園  泰 勝利選手 高卒左腕投手

<高校野球鹿児島大会:神村学園17-1吹上(5回コールド)>◇4日◇1回戦◇平和リース球場 神村学園のプロ注目で最速148キロ左腕・泰勝利(たい・かつとし)投手(3年)が、3回無安打無失点で勝利に貢献した。 この日は打者11人に対し、最速146キロだった直球だ…