読売ジャイアンツのドラフト戦略を語る

巨人が取るべきドラフト候補選手、また現状の選手たちの実情から取りうるべきドラフト戦略を語っていく

2016年巨人戦力外候補  育成選手編

 

okimono.hatenadiary.jp

 前回は支配下選手の戦力外候補を予想しました。今回は育成選手の中で戦力外候補となっている選手を予想したいと思います。

 

【投手】

カルロス・ペレス選手

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 2016年に巨人が育成選手として獲得した左腕外国人投手。もともとはBCリーグで先発としてプレーしており、11試合3勝3敗防御率2.81と結果を残しており、180センチという将来性を評価し獲得していました。

 しかし3軍からあがれず防御率は6点台と低迷。暴投を連発する制球難であり、ペレス選手より後に入団したソリマン・アダメス両投手のほうが結果を残しているのが現状です。全く進歩できておらず、今期で契約をきられる可能性すらあります。

 

 

 高橋 慎之介選手

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 2014年に育成指名で入団した選手。入団前の海外では二刀流でプレーしており、投手としては防御率3点台、一方打者としてはセカンド、打率.375と結果を残していました。

 しかし入団2年目となりますが今期は3軍で防御率5点台。手投げのようなフォームから140キロと潜在能力を見せるところはありますが投手としては全く結果を残せていません。セカンドを守る大型野手でもあるため、野手転向を決めなければ戦力外を決められる可能性があります。

 

野手編

川相 拓也

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 言わずと知れた巨人の伝説のバント職人、川相選手の息子であり、2014年に育成ドラフトで入団。入団当初はコネ入団と揶揄され、すぐに戦力外になるだろうと言われていました。

 しかし基礎体力の高さや守備能力の高さが評価され、便利屋として生き残れるのはないかと期待されました。しかし課題とされた打撃は全く改善されず、3軍でも打率は1割台と低迷しており、1軍でも山本選手や吉川選手など、若いユーティリテイープレイヤーが目立っており、この先も打撃能力に改善の兆しがなければ今年で戦力外となる可能性もあります。

 もともと大学時代からリーダーシップを評価されており、戦力外→球団職員として雇用される可能性もあります。

 

チーム再建の必要性から今年もドラフトの指名枠の増加が検討されており、相対的に戦力外となる選手の数も増えることとなります。河野、和田恋、中川選手など支配下から育成に落とされる可能性のある選手も存在しており、今年のフロントがどう動くのかが期待されます。