読売ジャイアンツのドラフト戦略を語る

巨人が取るべきドラフト候補選手、また現状の選手たちの実情から取りうるべきドラフト戦略を語っていく

2016年ドラフト候補から見る巨人の補強ポイント 野手編

 

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 前回は投手を予想。支配下5名、育成5名と予想しました。今回は野手指名です。

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 まずキャッチャーから、現在の巨人は小林を正捕手とし、2番手を実松・加藤としています。相川は代打として使われる場面が多いため、捕手として数えるには難しいところがあります。

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 若手では鬼屋敷・河野・宇佐美・田中となっていますが、なかなか1軍に定着できる捕手がいませんが、育成の田中が打撃で結果を残せており支配下候補の一人に挙がっておりました。なかなか2番手が出てこないところではありますが、宇佐美選手を指名したことを考えると、ドラフトでは高卒を1名指名するかどうかであり、しない場合は田中選手を支配下に挙げるといった方向で進むでしょう

 

 次に内野手に関しては

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 ショート・・・坂本・辻・増田(育成)

 セカンド・・・クルーズ・片岡・山本・吉川・藤村・寺内

 サード・・・村田・岡本・田島(育成)

 ファースト・・阿部・アンダーソン・坂口(育成)・和田・松崎

 

となっています。坂口選手は26歳となかなか厳しいところとなっており、長打を打てる20歳前後の若手内野手が岡本選手だけとなっています。また不動のショート坂本選手も腰痛持ちで27歳と中堅に入り、長打を打てる高卒ショートを獲得し、坂本の後釜を育てることが求められています。幸い今年はショート豊作年であり、高卒スラッガーを1名獲得が予想されます。

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 そして問題の外野手、現在の外野手レギュラーはギャレット・長野・亀井の3選手。みな30歳以上と若返りが急務です。他に大田・松本・北・橋本・立岡・重信・青山(育成)選手が並びますが、なかなか結果を出せていません。また25歳以下の外野手は重信・青山の2名のみ。若返りが急務であり、今年の戦力外でアブレイユ・長江(育成)・北之園(育成)を切ったことから、3軍をまわすためにも最低3名の獲得が必要となります。

 しかし今年は外野手不作年。そのため支配下で1名、育成で3名が予想されます。スラッガー外野手は来年が豊作なため、今年は原石となる若手を獲得しとなるでしょう。