読売ジャイアンツのドラフト戦略を語る

巨人が取るべきドラフト候補選手、また現状の選手たちの実情から取りうるべきドラフト戦略を語っていく

巨人が獲得するべき2017年ドラフト候補選手について

 

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  この記事でも述べましたが、2017年のドラフト候補の傾向は

 豊作:高卒・社会人スラッガー外野手 高卒スラッガー内野手 大卒・社会人即戦力                                     左腕

 不作:高卒右腕投手・大卒スラッガー外野手

 

 現在の巨人の最優先補強ポイントはスラッガー外野手。即戦力左腕先発であり、17年の豊作ポイントとも合致しています。

 【高卒外野手について】

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 まず外野手について、現在の巨人は20台の若手スラッガー外野手が皆無です。立岡・橋本・重信選手何れも小兵・中距離バッタータイプであり、トレードの石川選手も能力は未知数。クリーンナップを担える存在がおりません。そのため若返りとクリーンナップを担う人材獲得のためにも、最低でも2名は高卒外野手が欲しいところです。

 17年の高卒スラッガー外野手は通算13発の龍谷大平安の岡田選手や6発ながらも191センチの巨体を誇る星陵の寺西選手、33発の右の長距離打者の慶應義塾の正木選手、15発の履正社の若林選手がおり、中距離でも打率4割を誇る横浜高の増田選手や走攻守揃った明徳義塾の西浦選手がおり、この中から最低でも2名は欲しいところです。

 ただしどの選手も1位指名というほどの成績は残しておらず、2~4位で指名したいところです。

 

 

  【大卒・社会人外野手について】

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 高卒外野手とは別に即戦力外野手も1名欲しいところ、最重要としては大型の長距離バッターです。候補としては高橋2世と呼ばれたJX-ENEOSの谷田選手や、高校通算28発で高卒社会人で20歳のジェイプロジェクトの佐田選手及び日本通運の北川選手などを取りたい。しかし何れも上位指名になるほどの成績はまだ残しておらず4~7位の下位指名で狙いたい

 【高卒捕手について】

 一人指名しておきたいのが高卒捕手。16年に九産大の高山選手を獲得しましたが、強肩が売りで打撃が課題の守備型捕手。実松・相川選手の引退が近く、将来性のために若い打撃が売りの高卒捕手が欲しいところです。

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 今季の打撃捕手の代表格は九州学院の村上選手。通算16発185センチの大型捕手であり、ぜひとも欲しい存在ですがその将来性と打撃力を考えれば上位で消える選手でしょう。上位はスラッガー外野手で固めたいところであり、村上選手の獲得は難しいでしょう。

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 そこで名前が挙がるのが神戸国際大附属の猪田選手。2年生まで外野手ながらも強肩を変われ捕手にコンバート。捕手経験は少ないながらもすでにその強打と強肩は巨人を含む複数団スカウトも注目しており、4~5位で獲得したいところです。

 

 【大卒・社会人左腕について】

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 現在の巨人のドラフト1位候補はJR東日本の田嶋選手。変則フォームながらも常時140キロ台の直球とスライダーを武器に、早くから注目されていました。左腕ローテを守る先発が田口選手のみである巨人にとってはぜひとも獲得したい即戦力左腕です。

 上位指名外でも大学代表に選ばれた横浜商大の渡辺選手や明治大の斎藤選手も先発・中継ぎ両面で獲得したいところ。即戦力左腕も2名欲しいところです。

 

 【現在の指名予想表】

 ドラフト1位:田嶋(JR東日本)  社会人左腕

 ドラフト2位:岡田(龍谷大平安)  高卒外野手

 ドラフト3位:寺西(星陵)     高卒外野手

 ドラフト4位:渡辺(横浜商大)   大卒左腕

 ドラフト5位:猪田(神戸国際大附属)高卒捕手

 ドラフト6位:斎藤(明治大)    大卒左腕

 ドラフト7位:佐田(ジェイプロ)  社会人外野手

 ドラフト8位:北川(日本通運)   社会人外野手