読売ジャイアンツのドラフト戦略を語る

巨人が取るべきドラフト候補選手、また現状の選手たちの実情から取りうるべきドラフト戦略を語っていく

2017年選抜4日目を終えて  ドラフト候補選手を振り返る(仙台育英・長谷川、西巻 秀岳館・川端 作新学院・鈴木)

第一試合【仙台育英4-6福井工業】

 仙台育英は177センチの先発左腕、長谷川拓帆選手と168センチのショート、西巻堅二です。

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 長谷川選手は制球が売りの先発左腕。球速はストレートが130台ながらも制球を武器にコーナーを突き、変化球で芯をはずす投球内容でした。決して派手な投球ではありませんが、制球のいい先発左腕として好まれるタイプでした。後はスラッガー対策の空振りが取れる大きな変化球があればと思います。

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 西巻選手は小柄ながらも守備評価は現ロッテの平沢選手以上と監督が太鼓判を押す選手。確かに直前がバウンドが変わったゴロも難なく処理しておりました。これで180センチ近くあれば1~2位候補にもなりえるのですが、いかんせん170センチ以下は厳しいですね・・・

 

第二試合【秀岳館11-1高田商】

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 秀岳館先発は左腕の川端選手。こちらは仙台育英の長谷川選手は対照的に派手な投球の選手でした。

 球速は140台、144キロを記録することも度々ある空振りが取れるストレート。変化球も大きいスライダーに大きなスピードの落差のあるカーブと、見ごたえのある選手でした。一方で制球に課題があり、先発よりも中継ぎ向きに思えます。

 

 第三試合【作新学院9ー1帝京第五

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 作新学院の注目選手は1番バッターの鈴木萌斗選手。打撃成績自体は6打数1安打2四球でしたが、初回のインコースを上手く振りぬいた打撃は見事でした。ただ現状では上位候補になりえるほどの結果には見えませんでした。今後に期待です。