今回は捕手・その他内野手編です。この記事がどのようなものかは先発投手編を見てください
それでは今回も長くなりそうなので、早速捕手からいきたいと思います
【捕手編】
それではこの表からわかる問題を・・・多分挙げるまでもなくわかってるとは思いますが・・・
①小林選手一人が出ずっぱり状態であり、小林選手への負担が大きい。ま
た小林選手が怪我をしたときのリスク管理が出来ていない(16年に死
球骨折で離脱したときは阿鼻叫喚だった)
②20代の若手捕手が小林選手以外誰一人1軍経験がなく戦力として計算
できない
③支配下で20代選手も近しい年齢が多く、20代前半の若い捕手がいない
ではこの問題を踏まえての ドラフト戦略を考えていきます
①小林選手の負担を減らす意味でも、打撃そこそこの守備評価の高い右投げ左打ちの大卒・社会人捕手を1名
②高卒で打撃型捕手を支配下で1名
③高卒育成で強肩の打撃評価の高い、実績の少ない捕手を1名
まず①に関しては小林選手が1軍スタメンの大半を担っており、それだけ小林選手のへの負担が大きくなっています。相川・実松両選手が衰えが顕著でスタメン捕手としては厳しいことを踏まえると、田中選手を支配下するにしても、早急にもう一人すぐに1軍で起用できる捕手が必要です。
打撃よりも守備型である理由については、捕手の守備能力はそのまま失点に結びつくほど重要な要素であるため、1軍で起用するには打撃よりも守備・リード能力が重要になります。その上で1軍で2割前半打てれば御の字かなと考えています。
そして右投げ左打ちについては、右投げ右打ちに比べ評価が下がるため比較的下位でも獲得可能であるためです。
(候補の一人、報徳・篠原選手)
②については支配下若手捕手全体の年齢層に偏りがあるため、捕手全体の若返りのためにも1名は獲得する必要があります。また昨今は大学・社会人に目玉クラスの打撃型捕手が少なく、打撃型を育成するには高卒で獲得し、時間をかけて育成するのが得策となります。
③についてはただでさえ育成に時間がかかる捕手で、その上戦力になるまで時間がかかる育成選手となれば、ある程度年齢が上となる大卒・独立リーグは年齢面でのリスクが大きく、高卒から育成しなければ支配下できることには30一歩手前という危険性もあります。また打撃型である理由については、巨人は捕手以外にも内野・外野ともに補強箇所であり捕手はコンバートしやすいため、コンバートしやすい打撃型となりました。
【内野手編】
それでは次に内野手にいきたいと思います。本当はショート・セカンドなどに分けたかったのですが、複数ポジション持ちすぎでどこをメインに置くか判断できない選手が多いため、各ポジションごとに守備率を平均したものを載せております。
では問題点について、以下の通りになります。
①人数の割りに平均年齢が高い。中堅~ベテランがだぶついている
②30歳以下で坂本選手以外で50試合以上出ているのがが守備固めの吉川選手のみ。レギュラーレベルの若返りが必要
③育成も打撃能力の高い有望株が必要。戦力になるには時間がかかる育成にしては平均年齢も高めであるため、現状支配下有望株がいない。
思った以上に期待できる若手がいない。ではドラフト戦略は以下の通りです
①坂本選手の後釜となる高卒ショートを上位指名で2名
②右投げ左打ちの即戦力社会人野手を下位で1名
③下位で打撃評価の高い右投げ左対高卒を1名。右投げ右打ちの中型高卒1名。
④育成高卒で実績の少ない打撃型内野手を2名
(候補①:報徳学園・小園選手)
①に関しては坂本選手も29歳と中堅入り。腰痛持ちで体力が落ちてくることを考えると、坂本選手の後を継ぐ内野手が必要です。2名である理由はショートだけでなくサード、セカンド、外野何れも穴であるため、ショート以外での起用も視野に入れての2名です。
(候補:NTT東日本・阿部健太郎)
②については、社会人となると高卒でも21歳、大卒であれば24歳とドングリーズと年齢がかぶるのではないかとの懸念もあるかもしれませんが、ここで欲しい選手は①定着しない1・2番で起用できる選手であり、高い守備力とミート力がある選手となります。
(候補:盛岡大附・比嘉選手)
③に関しては外野コンバートも視野に入れての獲得。右投げ左打ちは打撃力を期待して、右投げ右打ちは右打者の強化となります。さすがに大型右打者を上位獲得は厳しいと考え、中型となっています。
④はじっくり鍛えるための高卒野手となります。3軍が出来たことで高卒1年目から起用できる場が出来るため、起用しやすいが大型野手となりにくい育成守備型の独立リーグ・大卒野手でなく、時間がかかっても打撃技術のある高卒野手を確保すべきと考えます。
次は最終章・外野手。