東大が法大に完封負けし、10連敗で全日程を終えた。

 ドラフト候補左腕の東大・宮台康平投手(4年=湘南)が連投し5回途中から登板。ピンチを脱したものの、3回2/3を3四球2安打2失点で降板した。宮台は「やりたいことができず悔しさの残るシーズンだった。秋で学生野球は最後。悔いなく終わりたい」と振りかえり、改めてプロ志望を宣言した。

 1勝もできずにシーズンを終え、浜田一志監督は「この10連敗は94連敗していた時の悔しさとはちょっと違う。あの時は探し物がどこにあるか、何がなくなったのか分からない状態だったが、今はなくした鍵を探しにいくような感じ。投手は全員制球力とフォームの安定を繰り返してやっていく。秋まで3カ月鍛えていきます」と見通しを語った。

東大10連敗 連投の宮台は改めてプロ志望を宣言 - 大学・社会人 : 日刊スポーツ