読売ジャイアンツのドラフト戦略を語る

巨人が取るべきドラフト候補選手、また現状の選手たちの実情から取りうるべきドラフト戦略を語っていく

強肩俊足のショート 立教大 熊谷 敬宥選手 大卒右内野手

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阪神が立大の熊谷敬宥遊撃手(4年=仙台育英)を上位候補にリストアップしていることが13日、分かった。

 26日のドラフト会議では、早実・清宮の1位指名を公言し、外れ1位には即戦力左腕の指名を目指す方針。それに次ぎ、内野手も重要な補強ポイントで、奈良学園大・宮本丈内野手(4年=履正社)とともに、俊足、強肩の熊谷を高く評価している。

 この日は兵庫県西宮市の球団事務所でスカウト会議を開催。佐野統括スカウトは「(高校、大学、社会人含め)70人のリストを作った」と話した。

阪神が立大・熊谷をドラフト上位候補にリストアップ - プロ野球 : 日刊スポーツ

 

【熊谷選手の紹介】

 175センチ72キロ 右投げ右打ち

 立教大でショートを守る強肩俊足の選手。遠投115メートルで57試合21盗塁を記録する俊足強肩が武器。俊足を活かした広い守備範囲も魅力であり、スローイングは通常だが矢のような送球を放つ。

 


20170930 明治大学 VS 立教大学 12 ドラフト候補熊谷

 

【熊谷選手の課題】

 打撃については打率3割を記録したシーズンがなく、通算打率は2割前半となっている。本塁打も1本のみであり、長打自体も少なく、ミートセンスに優れているという評価も聞こえてこない。残念ながら打撃面においてはあまり武器となりえるものがない。

 守備と走塁については一定の評価があるため、守備・代走目的とした起用がメインとなり、打撃についてはプロ入り後の課題となる。

 

【指名順位予想】

 守備型内野手ということで、6~7位の指名が濃厚。大卒・社会人野手で毎年一定数は出てくるタイプではあるため、この年に最優先で補強するポイントとも言いがたい。