読売ジャイアンツのドラフト戦略を語る

巨人が取るべきドラフト候補選手、また現状の選手たちの実情から取りうるべきドラフト戦略を語っていく

2017年ドラフト指名選手の巨人における起用方針と課題  鍬原拓也選手 1位指名 大卒右腕投手

 「鍬原 中央大 200勝」の画像検索結果

 

巨人は3度目の入札で最速152キロを誇る中大・鍬原(くわはら)拓也投手(21)を1位指名した。大学の先輩でもある阿部慎之助内野手(38)に憧れて野球を始めたという即戦力右腕は、目標とする投手に絶対エース・菅野智之投手(28)を掲げ「新人王」「200勝」に挑む決意を示した。幼少期から女手一つで育ててくれた母・佐代子さん(48)への恩返しを誓った剛腕が、開幕ローテ争いに殴り込む。

 名前を呼ばれた瞬間、頭が真っ白になった。鍬原は巨人からの1位指名に驚きを隠せなかった。都内にある中大キャンパス内のホールで野球部員とテレビ中継を見ながら待機。仲間の大歓声で、緊張気味の表情が一気に満面の笑顔に変わった。

 「率直にホッとしています。ずっとク、クと鍬原のクと呼ばれるのを待っていて、本当に呼ばれた時はびっくりしました。小さい頃に憧れていたチームに入れると思うとうれしいです」

 外れ外れの1位だが、待望の即戦力投手だ。最速152キロのスリークオーター右腕。ソフトバンク・摂津、ロッテ・石川らの動画で研究した130キロ前後のシンカーが大きな武器だ。今春の東洋大戦で14奪三振完封を記録し、巨人スカウトの評価が急上昇。今秋リーグ戦は先発&リリーフとフル回転するが、大きな野望を胸にプロの世界に入る。

 「最初の目標は開幕1軍です。1軍に定着できれば新人王というものも見えてくると思いますし、200勝を目標にやっていきたいです。菅野選手のような球界を代表する投手になりたい。全てのボールで勝負できるというのはすごいと思うので、そういうところを目標にしていきたいです」

【巨人】ドラ1鍬原、目標は菅野「新人王」「200勝」に挑む : スポーツ報知

 

【鍬原選手の紹介】

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 175センチ78キロ 右投げ右打ち

 最速152キロにシンカーを武器とする小柄な右腕投手。もともとリリーフ登板が多く制球に課題を持っていたが、先発をするようになり制球が改善。3年秋より一気に上位候補に上り詰めました。

 高橋監督が観戦に来た試合で好投。パワータイプで押していけると評価し獲得に至りました

 


2017.10.03巨人1位指名 中央大 鍬原拓也ピッチング

【スタメンへの課題】

 先発としてみるにはスタミナが不足しており、6回以降急速に球威が落ちることが報告されています。完投経験が少なく大半が5~7回で降板しているため、先発即戦力とするにはスタミナ面が課題となってしまいます。

 今季は中継ぎ獲得が0であり、先発候補として高木勇人選手や大江・宮国選手もおり、中川選手も先発起用が見込まれているため中継ぎとして起用となれば即1軍となります。