読売ジャイアンツのドラフト戦略を語る

巨人が取るべきドラフト候補選手、また現状の選手たちの実情から取りうるべきドラフト戦略を語っていく

2017年ドラフト指名選手の巨人における起用方針と課題 育成3位 東北福祉大 笠井 駿選手 大卒右外野手

 

巨人に育成ドラフト3位指名された東北福祉大・笠井駿外野手(22)=国士舘=が10日、仙台市内のホテルで、支度金300万円、年俸250万円で仮契約した(金額は推定)。

 50メートルを5秒7で走り、遠投は約110メートルと俊足強肩の逸材だ。同じ育成3位で巨人に入団し、新人王やゴールデングラブ賞を獲得した松本哲也氏(33)が3軍外野総合コーチに就任。笠井は「松本さんに守備と走塁を教わりたい」と熱望した。

 笠井に巨人の帽子をかぶせた柏田貴史スカウト(46)は「肩と足という長所を伸ばしてほしい。最初は打撃も苦労すると思うが、まずはプロのスピードに慣れてほしい。入った形は育成ですけど、プロ野球選手は入り口よりも出口が大事だと思う。最後にどうなっているか。1軍で大活躍するのを、担当スカウトとして期待しています」と話した。

【巨人】柏田スカウト、俊足強肩の育成3位・笠井に期待「長所伸ばして」 : スポーツ報知

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 【笠井選手の紹介】

180センチ80キロ 右投げ右打ち

50m5秒7台の俊足と遠投110メートルの強肩と送球の正確性が武器。主にライトを守っており、四年生からはクリーンナップを任せられるようになりました。

 外野手としても高い身体能力を保持しており、高齢化する外野陣の中でライトを守れる選手として獲得されました。

 

支配下への課題】

  長打率は三割台と身体能力がある割に低い数字となっています。これは芯に当たった長打性のヒットが少ないことを意味しており、打率自体は2割後半から3割台を残しているため、確実性に欠けることが課題となります。スカウトからも力強さこそあるものの、打撃自体は改善の必要があると評価されており、ミート技術の向上が目標となります。

  そのため支配下を勝ち取るには、パワーよりも芯に当てた打撃技術を獲得することが課題です。