読売ジャイアンツのドラフト戦略を語る

巨人が取るべきドラフト候補選手、また現状の選手たちの実情から取りうるべきドラフト戦略を語っていく

ショートにコンバートされたバットコントロールがいい左野手 明治大 渡辺 佳明選手 大卒左内野手

明大の渡辺佳明内野手(横浜)が3安打3打点の活躍で勝利に貢献した。 

 今季は三塁から遊撃にコンバート。外野手との中継役、併殺の際のプレーと三塁とは大きく違って守備に費やす負担は大きい。最終学年を迎え、シーズン前の家族会議で「プロ1本」と決めてのリーグ戦。三塁手よりプロの可能性が広がる遊撃手という難しいポジションも無難にこなし、バットでもチームを引っ張っている。

 前半は東大の軟投左腕・小林大雅(3年、横浜翠嵐)に苦戦したが、7回1死三塁のチャンスで左中間へ自身2本目となる三塁打。三塁に滑り込んだ際はガッツポーズもみせ、その後も適時打を放った。

 「いい場面で打ててよかったです」と言葉少なかったが、この日の3安打で通算63安打となり現役選手では立大の飯迫恵士と並びトップに躍り出た。祖父は横浜を率い5度の全国制覇した名将・渡辺元智氏。毎試合、神宮球場に足を運び活躍に目を細めている。

 今年は副主将も務め結果が求められる。東大に連勝して今週は早大戦。渡辺佳は3シーズンぶりのVを目標に次戦もバットと守りで貢献する

明大・渡辺佳3安打3打点!現役最多タイ通算63安打 祖父は元横浜高監督の渡辺元智氏― スポニチ Sponichi Annex 野球

 

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【渡辺選手の紹介】

179センチ74キロ 右投げ左打ち

ポジション:ショート・サード

 

 明治大で3番を守る左野手。元々はサードスタメンで出場することが多かったが、卒業後をプロ一本と表明。そのために需要の多い3年冬よりショートにコンバートを表明。4年春の6大学野球ではショートスタメンで出場しています。

 打者としては大学通算本塁打0本ながらも、監督からも打力の上昇を評価されており、213打数63安打,打率.296と高打率を残しており、特に3年秋から今期は13試合で53打数21安打で打率.396と4割近い打率を残しています。


<2018年ドラフト候補>明治大学 渡辺佳明選手(横浜高校・渡辺元智監督のお孫さん)大学初打席で初ヒット:東京六大学野球2015春季リーグ

 

【指名への課題】

 課題としては打撃成績とショート守備の内容。まずは打撃成績ですが、打率こそあるものの長打が少なく、通算二塁打8本、三塁打3本、本塁打0本と長打面ではあまりアピール出来ていません。やはり本塁打が5本は欲しいところ。

 また守備面では今のところショートとしての失策は記録されていませんが、まだショートとしての守備経験が少ないためか、捕球時のステップが上手く合わせられずぎこちないものになっている場面が見られました。

 

【指名順位予想】

 まだ即戦力ショートとして評価するには守備に不安があるため、ミートが優れる左内野手として素材評価の5位後半~7位が指名順位となります。今季は大卒ショートが不作のため、ショート守備が安定し本塁打が出るようになれば、4位指名も狙えます。