読売ジャイアンツのドラフト戦略を語る

巨人が取るべきドラフト候補選手、また現状の選手たちの実情から取りうるべきドラフト戦略を語っていく

サイド気味から繰り出されるストレートが魅力 東海大 飯嶋  海斗選手 大卒左腕投手

首都大学春季リーグ第2週第2日(7日・越谷市民) ▽日体大 3―1 東海大日体大1勝)

 東海大はプロ注目左腕・飯嶋海斗(4年=成田)が6回で13三振を奪ったが、日体大エドポロ・ジョセフ(3年=柏日体)にソロ2発を被弾。打線は7回に今秋ドラフト1位候補の東妻(あづま)勇輔(4年=智弁和歌山)から1点を挙げたが、反撃も及ばなかった。

 最速146キロ左腕の飯嶋は「1本目はストライクを取りにいったボール。2本目は(投球時に)バランスを崩して甘く入ってしまった」と悔やんだ

 

【首都】東海大のプロ注目左腕・飯嶋、6回13Kも敗戦悔やむ : スポーツ報知

 

 

 

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【飯嶋選手の紹介】

 185センチ74キロ 左投げ左打ち

 変化球:スライダー

 

 セットポジションで力みのないサイドに近いスリークォーターから最速146キロ、常時130後半のストレートにスライダーを武器とする左腕投手。

 3年生まであまり出場機会もなく実績も少なかったが、4年春から先発・中継ぎ・リリーフと様々な場面で起用されるようになった。

 

 魅力は力みのないフォームから繰り出されるストレート。左右問わずストライクを奪える力があり、右打者へのクロスファイアは圧巻のものがあります。左打者の内角へ安定して投げられるため、ストレートに対しては非常に窮屈なバッティングを強いられ、詰まらせる場面が目立ちます。

スライダーも曲がりが大きく、右打者の膝元に落ちるほどのもので主にストレートとスライダーを中心に投げていきます。

 もともとセット気味で投げるためランナーが出てもあまり球速が落ちないのも魅力。そのためランナーを出しても大崩しないため、非常に安定しています。

 


2018/04/07 東海大・飯嶋海斗投手

【指名への課題】

 球種が少ないため狙い球を絞られやすく、タイミングをずらせないため甘いところに入ってしまうと見逃してもらえず痛打される場面が目立ちます。

   右打者の外角で勝負できる球がなく、外の攻めはストレート主体となっていますが、失点に繋がる長打は大半が外のストレートを狙われたものでした。外に落ちる球はスライダーのみですが、膝元に落ちる時より見切られる割合が高く、右打者への攻め幅の狭さが課題となっています。

【指名順位予想】

 先発としては球種・実績・スタミナ面など課題が多く、中継ぎとしてもプロで起用するにも球速・変化球がもっと欲しいところ。空振りを取れるため、どちらかといえば中継ぎとして育てたい選手となります。

 ただしどちらにせよ即戦力と評価しがたいため、ストレートとスライダーを評価しての素材評価となります。そのため評価は8~9位の下位指名となります。