読売ジャイアンツのドラフト戦略を語る

巨人が取るべきドラフト候補選手、また現状の選手たちの実情から取りうるべきドラフト戦略を語っていく

第2回2018年読売ジャイアンツドラフト指名予想【育成1位~3位】

 

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今回は育成1~3位について。それでは育成指名に行く前に、ルールについておさらいしておきます。

①育成→支配下4名、契約解除1名により支配下が3名増加。そのため支配下指名数は前回から1名減らして7名とする。育成指名については4名の支配下登録があったため、育成指名は5名から6名に増加。

②現状で進学・社会人を表明している選手は候補からはずす

③各順位候補を2名列挙する

  

 

 

【育成1位指名候補①】聖光学院 矢吹 栄希選手 高卒左内野手

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 1年生のころより聖光でスタメン出場してきた注目選手。当初は指名上位候補として注目されてきましたが、その後は伸び悩み選抜・甲子園でもおもった結果は残せませんでした。また内野手としても肩が弱くショートとしての起用は難しく、セカンド専となる可能性が高い選手です。

 このため指名順位は育成1位。ただ現在の巨人内野は支配下・育成含めセカンドが出来る若い内野手が少なく、どちらかといえば北村・比嘉・折下選手などサード向きの選手が多くなっています。このため年齢のバランスを取る意味でも獲得候補としています。

 

 

 

【育成1位指名候補②】青山学院大 河端 優馬選手 大卒右腕投手

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 こちらは前回と変わらず。特に今年の巨人はリリーフが崩壊しているため、支配下だけでなく育成選手も含め再編が求められるポジションです。その中でこの河端選手はストレートとスライダーを主体とする長身右腕。主にリリーフで登板しており、18年春リーグ東都大2部の最優秀投手にも選ばれています。

 ただし変化球の少なさ、先発実績皆無の点から育成1位候補としています。一方でストレートとスライダー主体で防御率0点台を記録しているため、ここからさらに変化球を増やせばさらなる伸びも期待できる選手ともなります。

 巨人としてはリリーフ候補の1人として獲得候補としています。

 

 

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【育成2位指名候補①】国士舘 草薙 柊太選手 高卒左腕投手

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 制球に課題がありながらも最速147キロの左腕投手。独特な肘の使い方による球の出所の見難さとクロスファイアが評価されています。ただ実績の少なさと先発登板はしているものの、長いイニングはあまり投げていないため、左の中継ぎ候補としての獲得となります。

 

【育成2位指名候補②】東海大 飯嶋 海斗選手 大卒左腕投手

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 球種は少ないながらも東海大ではエース・青島選手の離脱により3年の原田選手とともに先発をつとめ首都大学リーグ優勝に貢献した左腕投手。ただ現在の首都リーグ投高打低で全国相手にどこまで通用するかが注目でしたが、全日本大学では九州産業大相手に1イニング持たず2失点となりました。

 巨人としては左腕中継ぎ候補として獲得ですが、全国相手に対する結果から指名順位を大きく下げています。

 

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【育成3位指名候補①】長田 橋本 達弥選手 高卒右腕投手


長田高校 橋本投手ピッチング(報徳学園戦)

 最速147キロの進学校に所属する右腕投手。フォークを武器としており、報徳・小園選手を無安打に抑えるなどスカウト陣の前で結果も残している。現状では進学かプロかまだはっきり決まっていないとのことだが、巨人スカウトも経験値が増えてくればおもしろい選手になると評価しています。

 

 現在の巨人育成選手は先発が出来る選手が橋本・坂本工選手のみ。このため3軍戦は連戦が続くと先発がいなくなり中継ぎ総動員の試合となっています。このため橋本選手を先発として獲得し、実戦経験を積ませていく形となります。

 

【育成3位指名候補②】滝川第二 高島 大輝選手 高卒左外野手


【特集】滝川第二・高島大輝(3年・飾磨東)【感情を爆発させた打席】

 177センチ70キロの細身の右翼手。巨人・亀井選手のようと評価される強肩巧打の外野手となっており、守備評価も高く高い身体能力が伺えます。ただし左投げ左打ちで起用ポジションが限られ、長打面でのアピールが少ないことから支配下の可能性は低い選手となります。

 現在の巨人はライトを出来る選手が限られており、特に守備面で安定した若手選手がいないため、獲得候補としています。

次回は育成4~6位となります。

 

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