読売ジャイアンツのドラフト戦略を語る

巨人が取るべきドラフト候補選手、また現状の選手たちの実情から取りうるべきドラフト戦略を語っていく

中継ぎとして期待されるストレートピッチャー 新日鉄住金広畑 森本 汰一選手 2018年解禁済社会人右腕投手

f:id:okimono:20200419215438p:plain

 

 

【森本選手の紹介】


www.youtube.com

170センチ72キロ 右投げ右打ち

変化球:スライダー・フォーク

 経歴:秀岳館九州共立大新日鉄住金広畑

解禁年:2018年

 

 ノーワインドアップからスリークォーターで投げる癖のないフォームから常時140前半のストレートを投げる右腕投手。球速以上に伸びるストレートを武器に押していき、フォークを武器に空振りを奪う投球が武器となっています。

 社会人野球日本選手権大会では1回戦のトヨタ自動車相手に先発するも2(1/3)回2失点で試合を作れず降板。しかし東芝との試合では先発の森選手が5失点で降板すると2番手として登板。満塁とする場面こそありましたが3(2/3)回を無失点で切り抜ける投球をしています。

 

【指名への課題】

 ストレートはいいものの変化球の精度はまだ課題が残っており、いかんせんストレートに頼りきりになる投球内容のため、二順目になってくると相手が合わせられるようになります。またクイック時はストレートが高めにはずれることが多く、変化球の精度の悪さも相まってボール先行になることが多くなります。現状では変化球の精度のせいで追い込んだ後の決め球がストレートになることが多く、追い込んでからカウントを悪くすることも多くなっています。

 このため決め球にできる変化球の精度向上が今後の課題となります。

 

【指名順位予想】

 即戦力として見られる年齢となっていますが、残念ながらプロで即戦力となるほどの状態かといわれれば難しいところ。このため指名漏れが濃厚となります。クイック時のコントロールや変化球の精度アップなど求められる課題は多くなっており、そのような課題に目を瞑ってでも起用できるほどの絶対的武器がないため、指名候補になるにはまだまだ多くの課題を抱えている状態となります。