読売ジャイアンツのドラフト戦略を語る

巨人が取るべきドラフト候補選手、また現状の選手たちの実情から取りうるべきドラフト戦略を語っていく

守備のよい好打者 国学院大 貞光 広登選手 大卒左内野手

 

東都大学野球東洋大2-2国学院大>◇第2週第4日◇24日◇神宮

国学院大の主将・貞光広登二塁手(4年=天理)が復帰した。16日の東洋大との1回戦で、試合開始直後の守りで遊撃手と交錯し、左足首を痛め交代。

捻挫の診断だった。試合も敗れた。

19日の同2回戦は欠場するしかなかったが、チームは勝利。「最初は腫れて歩けなかったけど、次の試合に勝ってくれた。(3回戦に)絶対、間に合わせようと思いました」。今週は変則日程で、この日の3回戦まで日にちが空いた。無事「2番二塁」で先発に名を連ね、初回1死走者なしから二塁打で出塁。先制点につなげた。

もっとも、試合は勝ちきれなかった。2-0の8回、暴投で1点を失い、9回には失策で追い付かれた。延長10回には1死満塁のピンチを招いたが、勝ち越しは許さなかった。結局、試合時間が規定の3時間半を超えたため、延長11回引き分け。25日午前10時から4回戦を戦う。

貞光は「ランナーを背負ってから、投手は強い球を投げられていた。いいイメージを持って、明日も投げてくれれば。打線が打てなかった。チャンスで取り切れていれば。でも負けなかったのは、最低限です」と切り替えていた。

国学院大・貞光主将が復帰、引き分けに「最低限」 - アマ野球 : 日刊スポーツ

 

 

 

【貞光選手の紹介】

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175センチ75キロ 右投げ左打ち

ポジション:セカンド・ショート

 

 国学院大で1番をつとめる俊足の1番。武器はセンターからレフト方向に上手く流し打つバットコントロールに加え、シーズン平均で1失策という堅実な守備も魅力の1つ。キャリアハイとなっている3年秋は53打席で4三振と三振数が非常に少ないこともチャンスメーカーとして評価されています。

    高校時代はショートとして起用されていたものの、大学では1つ下の小川龍選手がショートとして起用されているため、大学ではセカンドで起用されています。


2017/9/29 貞光広登 (國學院大学) 日大戦での右中間二塁打 2年秋

【指名への課題】

  あまりパワーがあるタイプでないため、インコースへの対応が苦しくなっています。詰まらせる当たりが多く、ヒットにできても内野の当たりをぎりぎり抜けるゴロ性の当たりが多く、打球が上がる長打性のヒットはあまりありません。ヒットの多くがアウトコースをセンターからレフト方向に返した当たりで単打ばかりとなっています。

 

 引っ張った当たりが少ないとインコースのストレート攻めで抑え込まれる可能性が高く、元Dena・内村選手のように、インコース攻め+前進守備で余計にライナー性の当たりを意識して引っ掛けてしまう恐れがあります。

【指名順位予想】

  単打が多く守備は堅実。これでショートとして計算できるならまだ希望は持てますが、プロでショートとして使うには肩の弱さがネックとなります。

  俊足であるにもかかわらず二塁打も少ないということはライナー性の当たりや外野を抜けるようなヒットもなく、ゴロ性のヒットが多くプロではパワー負けしてしまう恐れもあるため、現状では指名漏れの可能性が高い選手となります。指名候補となるには長打率を伸ばすことが何より大事となります。