読売ジャイアンツのドラフト戦略を語る

巨人が取るべきドラフト候補選手、また現状の選手たちの実情から取りうるべきドラフト戦略を語っていく

リハビリを続ける19年ドラ1堀田 賢慎選手の現状と今後について

 

【東京支社】巨人のドラフト1位ルーキー、堀田賢慎(花巻北中-青森山田高)がファームで右肘のリハビリを続けている。キャンプ前に軽度の炎症と診断され、その後の約2カ月は体力づくり中心のメニュー。右腕は、はやる気持ちを抑えながら前向きに取り組んでいる。

 21日は川崎市ジャイアンツ球場で30メートルと20メートルのダッシュを5本ずつ行い、ウエートトレーニングで体幹を強化。地道な努力を繰り返した。

巨人堀田、焦らずリハビリ 「1年間の目標は体づくり」 | 岩手日報 IWATE NIPPO

 

 

 【1年目は体力づくりを目標とする】


巨人 堀田賢慎や太田龍も参加。新人合同自主トレ。読売ジャイアンツ球場 yomiuri giants japan baseball 야구

 1月の合同自主トレ中に肘の炎症が判明。その後はリハビリを続けており、19年ドラフト選手のなかで唯一まだ起用されていません。

宮崎市で運動部・清川航矢】プロ野球は12日、各地でキャンプが行われ、巨人のドラフト1位、堀田賢慎(花巻北中-青森山田高)は宮崎県総合運動公園でネットスローに励んだ。右肘の炎症から復帰に向けて順調にステップを踏んでおり「(肘に)違和感はない。投げられるようになって楽しい」と笑みも見せた。将来を見据え「肘に負担の少ないフォームを目指す」と今後は投球動作の改善に力を入れる。

 第3クール2日目のこの日、堀田は約50球のネットスローに取り組んだ。自分の真下に投げたり、軸足に体重が乗るように後ろにステップしてから投げるなど、工夫しながら繰り返した。

 右肘の炎症は、キャンプに先立つ1月22日の新人合同練習で張りを覚え、検査の結果判明した。そこからリハビリを続け、キャンプ第2クールからシャドーピッチングを再開。第3クールに入り、硬式球を投げるようになった。

 ドラフト1位ルーキーとして臨んだキャンプは予想外のスタートとなったが、だからこそ「前よりも良い状態で復帰したい」との思いは強い。この日はウエートトレーニングと補強を合わせ、2時間半みっちり汗をかいた。

巨人堀田、着々肩慣らし 右肘の炎症から復帰へ調整 | 岩手日報 IWATE NIPPO

 2月にネットスローを開始。その際肘に負担をかけないフォームへと改造していく旨が公表されていましたが、3月末時点でまだ本格投球には入らず、体力づくりとリハビリを平行しながらあせらずじっくりと復帰を目指すと発表されました。

 

【堀田選手の推移】

1月23日:右肘の軽度の炎症が判明。

2月13日:シャドーピッチングを開始。肘に負担の少ないフォーム改造にも着手

2月16日:キャッチボールを再開

3月 1日:卒業式に出席。三年以内のローテ入りを目標とする

3月22日:リハビリ途中。まだ復帰時期は未定。

 

【今後の復帰時期について】

 リハビリ投手の復帰の流れについては、ブルペン投球→打撃投手→実践復帰が大まかな流れとなります。軽度の怪我の場合は1~2か月が目途となりますが、これは実績のある投手の復帰パターンのため、堀田選手のように体づくりも並行して行う場合はより時間がかかります。

 

 加えてフォーム改造にも着手するとなれば打撃投手として登板するまでにも時間を要します。体づくりをすることで身長・体重が変わるとフォームが崩れコントロールを乱すこともあるため、体づくりを中心にある程度体が出来上がってから本格的なフォーム改造となります。そのため感覚を忘れないためのブルペン入りはあっても、連投や投げ込みに至るには3~4か月は要すると思われます

 

昨年に続き、今年も宮崎フェニックス・リーグに参加。秋季キャンプのメンバーにも抜てきされた。昨秋キャンプでは自己最速となる150キロを計測するなど著しい成長を見せたが、今季は急成長した体との向き合い方に悩み、制球が定まらないことが多かったという。

 「トレーナーにも『体が成長してるからリリースが安定しない時期だよ』と言われた通り、今年は制球に悩まされました。スライダーも調子いいときと悪いときがあって。調子いいときだとしっかり横曲がりするんですけど、悪いときは縦に落ちたりとか制球も変化量もバラバラ。そうすると捕手も要求しづらいと思うんです。しっかり変化量、コントロールを安定させるのが今の課題です

【巨人】150キロサイド右腕・田中優大はまだまだ成長中「将来は抑えに」 : スポーツ報知

 

  田中選手はプロ入り後5センチ・12キロ増と大幅な肉体改造を行っているためフォームを大きく崩しています。堀田選手の場合は高校時代ですでに体を大きくしており、同じように10キロ増の可能性は低いと思われますが、堀田選手自身はさらに体を大きくしたいと考えており、フォームを固めるのはそれからとなります。

 つまり堀田選手は肉体改造+フォーム改造+リハビリを並行して行うため、従来よりも実践登板までに時間がかかります。大きな怪我さえなければ今年度中に3軍登板は果たせますが、調整登板として中継ぎで短いイニングを中心に投げていくに留まります。

 

 2軍昇格時期については阿部監督は若手優先で起用しており、先日3軍で中継ぎ登板した井上選手が25日の2軍Dena戦で登板している一方、太田選手はまだ3軍です。その理由はJR東日本戦での内容が原監督から「2月時点での調整内容レベル」と批評されているような状態のためであり、状態が上がらなければ昇格は難しくなっています。調子さえよければすぐに2軍に上がれる体制のため、3軍登板しているのになかなか2軍に上がらないとなった場合は、しばらく2軍はお預けとなります。

 具体的な起用内容としてはフォーム固めのため中継ぎとして短いイニングを投げるのをメインに5月前後に3軍登板。6~7月に3軍で結果を出せば8月に2軍デビュー。ただし先発調整する場合は3軍で1年を終える可能性があります。