11月22日から始まった都市対抗野球大会がHondaの優勝で幕が閉じた。ここで優勝チーム、準優勝チームのスタメン選手の出身校を紹介していきたい。次は11年ぶりの優勝を果たしたHondaだ。
1番ライト・吉田 叡生(佐野日大出身)
2番サード・津田 翔希(浦和学院出身)
3番レフト・井上 彰吾(筑陽学園出身)
4番DH・佐藤 竜彦(國學院久我山出身)
5番キャッチャー・辻野 雄大(波崎柳川出身)
6番ファースト・山本 瑛大(サウストーランス高出身)
7番センター・鈴木 薫(文星芸大附出身)
8番ショート・檜村 篤史(木更津総合出身)
9番セカンド・千野 啓二郎(東海大相模出身)
投手・ 朝山 広憲(作新学院出身)強豪校だけではなく、アメリカのカルフォルニア州にあるトーランス高もあり、様々。
Hondaはこれまで全国トップクラスの選手が集まりながらなかなか全国で勝てない時期が続いた。それだけに喜びはひとしおだろう。来年以降の躍進を期待したい。
【檜村選手の紹介】
【2021ドラフト候補】ホンダ 檜村篤史(木更津総合 早稲田大) 【都市対抗野球2020 西部ガス対 HONDA 11月30日】
182センチ85キロ 右投げ右打ち
ポジション:セカンド・ショート・サード
経歴:木更津総合ー早稲田大ーHONDA
解禁年;2021年
HONDAで1年目からショートとして起用される大型内野手。遠投105mの肩と巧打のミート技術が評価されており、早稲田大では2年生からスタメンで起用されると打率250以上の安定した成績を残し大学通算4本を記録するなど打てる内野手として注目されるようになりました。しかし最終リーグの4年秋に不振に陥りプロ志望を提出するも指名漏れ。HONDAに就職しています。
HONDAでは8番ショートで起用。都市対抗では15打数2安打と振るわなかったものの、大学時代の巧打者としての復活が期待されます。
【指名への課題】
大学時代からの課題であったショートとしては足が遅いことによる守備範囲の狭さは改善されておらず、球際になるとぎりぎりになるためグラブからこぼしてしまったり体制の悪い状態でなげざるをえないため内野安打にしてしまうシーンが見受けられます。
ならば打撃面からどうかというと、明らかに上手くタイミングを合わせられておらず、待っていた球と球速が異なる球が来た場合カットできず振り遅れています。ある程度タイミングを合わせる技術が巧打者には必要ですが、狙っていた球でないと明らかな振り遅れが目立っているため、打撃面でも対応力が課題となります。
【指名順位予想】
打撃・守備共にショートとしては物足りなさが残るため、ショート即戦力としての計算は難しく、かといってサードやファーストとして使うには長打力不足であるため指名漏れの可能性が高くなっています。
守備面からここから大きく飛躍するのは難しいため、打撃型ショートして長打面をアピールできないと指名候補とはなりません。