読売ジャイアンツのドラフト戦略を語る

巨人が取るべきドラフト候補選手、また現状の選手たちの実情から取りうるべきドラフト戦略を語っていく

手足の長さを活かした変化球が武器 明秀日立 猪俣 駿太選手 高卒右腕投手

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<秋季関東大会:明秀日立5-2木更津総合>◇6日◇準決勝◇J:COMスタジアム土浦

明秀日立(茨城1位)が序盤から得点を重ね、17年以来4年ぶりの決勝進出を決めた。

2回2死一、三塁で一塁走者がスタートを切り、三塁走者の佐藤光成(こうせい)外野手(2年)が送球間に生還して1点を先制した。

3回1死三塁、本坊匠外野手(2年)の適時打で1点を追加。さらに1死一、三塁で内野ゴロの間に1点を挙げた。

3-2で迎えた6回には、武田一渓内野手(2年)の右翼へのソロ本塁打で突き放した。

先発の猪俣駿太投手(2年)は被安打7ながら粘り強く2失点に抑え、完投した。最後の打者を打ち取ると、右手でガッツポーズを決めた。

明秀日立4年ぶり決勝進出 先発の猪俣駿太が2失点完投 - 高校野球 : 日刊スポーツ

 

【猪俣選手の紹介】


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184センチ83キロ 右投げ左打ち

変化球:スライダー・カーブ・フォーク・チェンジアップ

 

 ノーワインドアップからあまりタメを作らずスムーズな動きで軸足の重心を落とし、そこからしなりをきかせた腕の振りから最速142キロ、常時130前半のストレートを投げ込む右腕投手。120キロ後半の鋭く落ちるスライダーに100キロ後半の非常にブレーキの効いたカーブ、さらに外に沈み込むチェンジアップと小さく変化するフォークで打ち取っていきます。

 チームでは主に先発で起用。監督指示のもと、先発としての投球パターンを確立するためにスタミナ調整として普段は130中盤の力で投げ、ギアチェンジすると140キロ台ののストレートを投げ込むようになります。

 非常に投手向けの長い手足を武器とした癖のないフォームが魅力の素材型投手となります。

【指名への課題】

 課題はクイック時の出力低下とスタミナ。また70球辺りからスムーズな動きでリリースまで動けていたフォームの動きが悪くなり、特に振りかぶる前に一瞬動きが停まってしまう場面が目立つようになります。この一瞬止まってしまうときは球速がマイナス5~10キロ落ちしまうため、スムーズに投げ込むのが重要なフォームですが、スタミナが切れてくるとこの止まる頻度が多くなり、明らかに球速が落ちる場面が目立ちます。

 またクイック時も動きが若干ぎくしゃくするようになり、ここでも球速が目に見えて落ちています。そのためランナーが出るとストレートを狙い撃ちされています。球速も120後半が珍しくないため、強く引っ張られると低めでも差し込めず強い当たりを打たれています。チェンジアップ・フォークの精度がいまいちなのも強く引っ張られている原因の一つとなっています。

 

 

【指名順位予想】

 今後の課題は常時球速が140前後を記録できるようになることが一つ。癖がないためにタイミングが合わせやすく、スタミナが切れてくるとストレートとスライダーの球速差があまりなくなってくるため、合わせられて痛打されています。

 またチェンジ・フォーク系の精度がまだ安定しておらず、左に対し右打者がインコースへのストレートにしっかり踏み込んで引っ張られています。そのため落ちる球の精度アップも求められます。

 これらの課題が解決できれば育成2~4位。群を抜いたスペックや実績がないため現段階では指名漏れの可能性が高くなっています。