読売ジャイアンツのドラフト戦略を語る

巨人が取るべきドラフト候補選手、また現状の選手たちの実情から取りうるべきドラフト戦略を語っていく

都市対抗2本塁打の大型巧打者 HONDA熊本 山本 卓弥選手 2021年解禁済左外野手

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◆第92回都市対抗野球大会▽2回戦 ホンダ熊本7―6伯和ビクトリーズ(4日・東京ドーム)

 6年連続15度目の出場のホンダ熊本(大津町)は1番・山本卓弥外野手(24)が同点2ランを含む4打数4安打2打点の活躍でチームを牽引し、2年連続の8強入りを決めた。「1戦目にチームに貢献できなかったので、取り返せて良かったです」。1回戦は4打数無安打に終わった悔しさを晴らした。

 力強く拳を掲げた。3点を追う2回、2死三塁から山本が放った打球は右翼席へ吸い込まれた。同点の2ラン。「入ると思わなかったので入った瞬間頭が真っ白でした」と笑顔がこぼれた。

 指揮官も笑顔でたたえた。渡辺正健監督(52)は「序盤にリードされる形になったんですけど、1点を取り返していこうというなかで、いい感じに打線がつながって、最後に山本の同点ホームランで振り出しに戻せたのが大きかった」と振り返った。

 次戦は6日に東邦ガス名古屋市)と日立製作所日立市)の勝者と戦う。「チームの先頭打者として勢いをつけることが自分の役目だと思うので、これからもチームに貢献していきたいです」と山本。チームを初の頂点へと導く。

【都市対抗野球】ホンダ熊本が2年連続の8強入り 山本卓が同点2ランを含む4打数4安打2打点 : スポーツ報知

 

【山本選手の紹介】


www.youtube.com

183センチ87キロ 右投げ左打ち

ポジション:ライト

   経歴:神村学園亜細亜大ーHONDA熊本

  解禁年:2021年

 

 183センチの左の大型外野手。ホンダ熊本では1年目から1番ライトで起用。都市対抗では2本塁打を放ち、打った瞬間に分かるライト方向への本塁打で持ち前のパワーをアピールしました。

 2年目の都市対抗でも19打数6安打1本塁打で打率316とパワーだけでなく巧打者としてのミートセンスも披露。ヒッティング能力に長打も期待できるパワーを持った大型打者として、ドラフト候補となっています。

 

【指名への課題】

 山本選手はメインポジションはライトですが、守備は無難といった程度であまり上手いほうではありません。
 平凡なライトフライを背面で追っていた際、目測を誤り捕球出来ず、失点につながるエラーをしていました。肩も平均的でランナーを刺すために積極的に前進することもないため、守備面では評価できる部分はありません。
 売りの打撃については、引っ張りの癖が強く、インコース付近の球はしっかり振りぬきライナー性のホームランにするなどインコース捌きを披露していましたが、実は安打の傾向としてはライトよりもレフト方向のものが多く、引っ張りをメインとするが、確実性のある引っ張りが出来ていません。

 

【指名順位予想】


 打撃が評価のメインとなるため、大学時代はセンターでも起用されていたものの、社会人ではライト1本であるため、ライトとして見込まれるならアウトコースへの対応がカギとなります。
 センターとして復帰するなら今の打撃内容でも指名候補となってきますが、ライト・レフトの社会人外野手は右打ちで長打力のある選手が求められているため、左打ちでゾーンによって課題のある現状では指名漏れとなります。
 センターとしての見込みは、決して鈍足ではないものの、センターポジションの外野手たちと比べると遅く、打撃型センターとしてみるにしても、ライトでの動きを考えるとすぐにコンバートできる見込みは薄く、プロ入り前にある程度センター実績を増やし、すぐにセンターとして見込める状態にならないとセンターとしても獲得されません。