読売ジャイアンツのドラフト戦略を語る

巨人が取るべきドラフト候補選手、また現状の選手たちの実情から取りうるべきドラフト戦略を語っていく

角度と回転数のあるストレートが持ち味 明治大 浅利 太門選手 大卒右腕投手

社会人・大学野球オープン戦(セガサミー1―0明大、4日、明大グラウンド)今秋ドラフトで注目される最速154キロ右腕・浅利太門投手(3年)=興国高=が先発し、3回4安打2四球2三振1失点。この日の直球の最速は152キロを計測し、チェンジアップなど変化球も含めて、今春対外試合初登板をこう振り返った。

「今年初めての試合で、セットでどう投げるかも考えたし、力まずに再現性の高いピッチングをしたかったけど、インステップしたこともあった。指のかかり? 特に感じたことはなかった。(春季リーグ開幕までの)1カ月かけて修正したい」

186センチ、84キロの体から昨秋まで直球の最速は154キロを表示していた。進路はプロ一本に絞っている右腕を、6球団が視察していた。

DeNA・八馬アマスカウティングディレクターは「初戦で足の上げ方とかいろいろ試しているのかと思った。落ちるボールでうまく三振を取っていた。スピードはこれから徐々に上がっていくでしょう」と、この先に期待を膨らませていた。

明大の最速154キロ右腕・浅利太門、今季初オープン戦のセガサミー戦は3回4安打1失点「1カ月かけて、修正したい」 - サンスポ

 

【浅利選手の紹介】


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186センチ89キロ 右投げ右打ち

変化球:カーブ・カット・チェンジ・フォーク

 

 セットから軸足を大きく曲げ、オーバースローの角度から投げ下ろすフォームから最速154キロ、常時145前後のストレートを投げ込む右腕投手。120キロ台のカーブ、130後半のカットボール、130キロ前後のチェンジアップ、130キロ台のフォークを投げ込んでいきます。

 武器は高い角度から投げ下ろすストレートとブレーキのきいたフォークのコンビネーション。カット・チェンジでカウントを稼ぎ、ストレートと同じ角度で落ちるフォークで打ち取っていきます。

 チームでは主に中継ぎで起用。3年秋は6試合に登板し12(1/3)回を投げ自責点2で防御率1.46とキャリアハイの成績を残しています。

 まだまだ体も細く、素材型の長身右腕としてさらなる成長が期待されます。

 

【指名への課題】

 今年は先発を目標としているため脱力投法を掲げており、球速も140前半が多い投球となっています。しかし球速が落ちたことでストレートが空振りが奪えておらず、加えて変化球は全体的に高めに浮いてしまう精度の甘さが課題となっており、クイックになるとストレートのコントロールがさらに悪化。カウントを整える球がなく4年春は14イニングで16四死球四死球率の高さが目立っています。

 このためシーズン当初は先発だったものの、途中から中継ぎに転向しており、中継ぎとしても変化球の精度の悪さは改善しておらず、先発・中継ぎどちらでも1イニング20球以上を要しています。

 

 

【指名順位予想】

 先発・中継ぎ共に即戦力ではなく素材型。また素材型としても最速で154キロを記録しているものの、高めに抜けることも多く、真ん中から低めのストレートは145前後となります。しかし本人も武器にしている回転数の多いストレートは角度がつけば145前後でもしっかり押し込めているため、今後の課題は球速よりもコントロールと変化球全般の精度向上となります。

 現状では育成3~5位指名候補ですが、明治大から育成指名で入団した例は11年の巨人育成3位の柴田選手までさかのぼるため、育成入団の可能性は低いと考えられます。

 そのため指名漏れの可能性が高くなっています。