読売ジャイアンツのドラフト戦略を語る

巨人が取るべきドラフト候補選手、また現状の選手たちの実情から取りうるべきドラフト戦略を語っていく

2025年ドラフト市場の傾向。投手は粒ぞろいだが1位に困る年に・・・

 

24年ドラフトを考える上で重要なのが、翌年のドラフト市場の傾向。ドラフト戦略は数年スパンで考える必要があり、来年の豊作・不作を踏まえて今年のドラフト戦略を練る必要があります。

 そこで25年ドラフトがどのような傾向なのか。それを語りたいと思います。

 

【25年ドラフト市場の傾向】

 25年ドラフトを一言で表すと「1位がまだいない」年です。24年は去年の時点で関西大・金丸選手や明治大・宗選手。大阪商業大・渡部選手、愛工大・中村選手といった3年時点で1位候補になりうる目玉選手がいました。

 一方で25年は今の時点で1位といえるクラスはまだおらず、高卒に目玉候補が集まっているものの、圧倒的といえる選手はまだいません。そして全体的に投手市場となっています。


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 25年の目玉は高卒投手。2年生エースの2枚看板の一人、健大高崎・石垣元気選手は最速154キロの右腕投手。東海大相模・福田拓翔選手は主にリリーフで起用される150キロ右腕。地方大会では先発でも結果を残しており、中学時代から注目され順調に育っている上位候補。

 1年生から注目された大阪桐蔭・森陽樹選手は柔らかい肩甲骨を使いダイナミックに投げ込む151キロ右腕。延岡学園・藤川敦也選手は力強い腕から繰り出される直球が魅力の153キロ右腕。金足農業・吉田大輝選手は兄である吉田輝星選手を彷彿とさせるストレートが魅力の146キロ右腕。


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 左腕では魔球チェンジアップが武器の京都国際・西村 一毅選手。146キロ左腕の健大高崎・佐藤龍月選手も目玉でしたが、肘の故障からTJ手術を受けたため候補からは外れています。


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 大卒は投手がメイン。右腕では東北福祉大・堀越啓太選手は1年生から150キロ超えを連発したリリーフ右腕。早稲田大・伊藤樹選手は仙台育英時代から注目された投手で、早稲田でも順調に成長を遂げ3年春は8試合を投げ3勝をあげています。青山学院大・中西聖輝は3年春から本格稼働の本格派。中京大・髙木快大選手は完全試合を達成した最速153キロ右腕。

 左腕では仙台大・渡邉 一生選手が注目候補。大学代表に選ばれた152キロ左腕で、3年春のリーグでは8試合を投げ自責点はわずか1点の安定性を誇ります。国学院大・飯田真渚斗選手は最優秀防御率を獲得したリリーフ左腕。青山学院大・ヴァデルナ・フェルガス選手は189センチの長身が武器の左腕投手。


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 野手の注目株は創価大・立石正広選手は9本塁打の長打力が魅力のサード。国学院大・山下来球選手は大阪桐蔭時代は控えながら、大学で大きく成長したアベレージヒッター。中京大・秋山俊選手は率を残せる打撃が武器でセンターを守れる守備力もあり、課題だった長打も伸びている上位候補。捕手では明治大・小島大河選手、内野手では法政大・松下歩叶選手に東洋大・宮下朝陽選手がいます。


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 社会人は粒揃いだった23年候補が解禁となるため、注目市場となります。投手では

Honda鈴鹿・川原嗣貴選手は高卒社会人ながら先発として結果を残す右腕投手。高校時代に指名漏れを経験するも、 2年目から先発として完封を遂げるなど、順調な成長をみせています。日本通運・冨士隼斗選手、トヨタ・後藤凌寿選手。セガサミー・岩本大地選手、日本生命・谷脇弘起選手といった大学時代から注目された選手たちは社会人でも起用されており、順調に成果を残しています。


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 野手の注目株はENEOS・松浦佑星選手。日体大では指名漏れとなるも、1年目からショート・セカンドで起用され、都市対抗では2試合で7打数4安打の活躍。同じ遊撃手ではNTT東日本・石井巧選手も1年目から3本塁打を放つ打撃が魅力のショート。SUBARU・海老根優大選手が高卒3年目でパンチ力が魅力の右打ち外野手ENEPS・村上 裕一郎選手はパンチ力が期待される右のロマン型外野手。

 

 全体的に投手に指名候補が多い年。24年は野手市場のため、24年で野手を重点的に指名し、25年では投手を重点的に指名する傾向が強くなることが予想されます。

 

 

 

【25年ドラフト市場】

【高卒右腕】

金足農業・吉田 大輝 178/85 右/右  スライダー・カーブ・チェンジ・フォーク

最速146キロ、兄を彷彿とさせるストレートが魅力。

健大高崎・石垣 元気 178/85  右/両 スライダー・カーブ・カット・チェンジ・フォーク

最速154キロ、150超え連発の速球と決め球のカットが魅力の上位候補。

東海大相模・福田拓翔 184/78 右/右 スライダー・カーブ・フォーク

最速150キロ、1年生から148キロを出しながらもまとまりのある投球が魅力。

東洋大姫路・阪下 漣 183/86 右/右 スライダー・カーブ

最速146キロ、コントロールと精度の高い変化球が武器

中京大中京・宮内 渉吾 193/90  右/右 スライダー・カーブ・フォーク

最速149キロ、スーパー1年生と注目されたフォークが武器の右腕。

星稜・戸田 慶星 169/68 右/右 スライダー・フォーク

最速143キロ、選抜で無四死球完投を遂げた技巧派。

大阪桐蔭・森 陽樹 190/90 右/右 カーブ・カット・スプリット

最速151キロ、長身から繰り出すパワーのあるストレートが魅力

大阪桐蔭・中野 大虎 180/79 右/右 スライダー・カーブ・カット・フォーク

最速149キロ、複数の縦の変化を操る。打撃も魅力

広陵・堀田 昂佑  183/81  右/右 スライダー・カーブ・チェンジ

最速143キロ、角度のあるストレートと打撃が魅力の大型右腕

鳥栖工業・松延 響 177/73  右/右 スライダー・カーブ・チェンジ

最速144キロ、体の柔らかさが魅力で成長が期待されている右腕。

延岡学園・藤川 敦也 183/87 右/右 スライダー・カーブ

最速153キロ、寺原2世と評される剛力右腕。

 

【高卒左腕】

健大高崎・佐藤龍月 173/70 左/左 スライダー・カーブ・チェンジ

最速146キロ、チームのエース2枚看板。TJ手術を受けている

日本航空石川・猶明 光絆 184/80 左/左 スライダー・カーブ・チェンジ

最速142キロ、力強い腕の振りが出来る好素材。

高蔵寺・芹澤 大地 182/67 左/左

最速147キロ、公立校から現れた綺麗なフォームから140超えを連発する

京都国際・西村 一毅 177/63 左/左 スライダー・カーブ・チェンジ

最速143キロ、魔球と評されるチェンジアップを操る

【高卒野手】

学法石川・大栄 利哉 176/81 右/左  ポジション:捕手

遠投110m、4番で強打も魅力。投手もできる器用さも魅力

船橋市立・花嶋 大和 178/78 右/右 ポジション:捕手・一

二塁送球1.8秒、U-15にも選ばれた強打の捕手

星稜・能美 誠也 176/73 右/右 ポジション:捕手

二塁送球1.9秒。俊足も魅力の巧打者

滝川・新井 瑛太 178/78 右/左 ポジション:中・右

最速151キロ、荒さは残るが強打も魅力

【大卒右腕】

東北福祉大・堀越啓太 184/96 右/右 スライダー・フォーク・ツーシーム

最速156キロ、1年生から150キロを連発したパワーリリーフ

早稲田大・伊藤樹 176/78 右/右 スライダー・カーブ・スプリット・チェンジ・シンカー・ツーシーム

最速151キロ、順調に成長を遂げ3年春は8試合を投げ3勝をあげる先発右腕

明治大・高須 大雅 192/91 右/右 スライダー・フォーク・チェンジ

最速153キロ、高身長に手足の長さが魅力の投手向きの体をした選手

立教大・小畠 一心 184/87 右/右 スライダー・カーブ・フォーク・チェンジ

最速147キロ、コントロールの良さと複数の変化球で打ち取る技巧派右腕

青山学院大・中西聖輝 182/90 右/右 スライダー・カーブ・フォーク・チェンジ

最速152キロ、3年春から本格稼働の本格派。

日本大・市川 祐 184/89 スライダー・カーブ・カット・チェンジ・スプリット

最速152キロ、2年春には防御率0点台も記録した大型右腕

中京大・髙木快大 180/77 右/右 カーブ・スプリット

完全試合を達成した最速153キロ右腕。

筑波大・国本 航河 184/81 右/右 スライダー・カーブ・チェンジ

最速155キロ、荒さも含め伸びしろを評価される素材型投手

【大卒左腕】

仙台大・渡邉  一生 172/72 左/左 スライダー・カーブ・チェンジ・スプリット

最速152キロ、大学代表にも選ばれた完成度の高い先発投手

明治大・毛利 海大 177/77        左/左 スライダー・カーブ・チェンジ・ツーシーム

最速145キロ、小さな変化と低めに投げるコントロールで打ち取る制球型左腕

国学院大・飯田真渚斗 174/73 左/左 スライダー・カーブ・チェンジ

最速147キロ、最優秀防御率を獲得したリリーフ左腕

青山学院大・ヴァデルナ・フェルガス 189/84 左/左 スライダー・カーブ・チェンジ

最速142キロ、189センチの長身が武器の左腕投手

亜細亜大・山城 京平 174/70 左/左 スライダー・チェンジ

最速151キロ、球の出所が見にくいフォームから鋭い球を投げる

中央大・岩城 颯空 180/88 左/左 スライダー・チェンジ

最速147キロ、どっしりとした体格からスライダーを武器に活躍するリリーフ

東海大学・若山 恵斗  173/78 左/左 スライダー・カーブ・チェンジ

最速140キロ、出所が見にくいフォームと精密機械といわれた制球が魅力

白鴎大・松永 大輝 171/67 左/左 スライダー・カーブ・カット・チェンジ・ツーシーム

最速148キロ、豊富な変化球が魅力の小柄な左腕

花園大・小林 純大 185/79 左/左 スライダー・カーブ・スプリット 

最速150キロ、捻りをきかせたフォームで力強く投げ込む

 

【大卒野手】

明治大・小島 大河 179/83 右/右 ポジション:捕手

二塁送球1.8秒、3割打てる右の強肩巧打者

法政大・松下歩叶 181/85  右/右 ポジション:二・三

本塁打、率も長打も残せる右の大型内野手

東洋大・宮下朝陽 182/84 右/左 ポジション:遊・二

本塁打、守備も魅力の大型ショート

中央大・繁永 晟  174/78  右/右 ポジション:一・二・三

本塁打、力強いスイングで率だけでなく長打も打てるのが魅力

創価大・立石 正広   180/87  右/右 ポジション:三

本塁打、大学代表にも選ばれた長打力が魅力のサード

国学院大・山下 来球 174/77 左/左 ポジション:中

本塁打大阪桐蔭時代は控えながら、大学で大きく成長したアベレージヒッター

中京大・秋山 俊 180/83 右/左 ポジション:中

本塁打、率を残せる打撃が武器でセンターを守れる守備力もある上位候補

【社会人右腕】

日本通運・冨士 隼斗 181/85 右/右 スライダー・カーブ・チェンジ・シンカー

最速155キロ、先発もこなせるパワー右腕

トヨタ・後藤 凌寿 183/82 右/右 スライダー・カーブ

最速152キロ、癖のないフォームから力強い直球を投げ込む

JFE東日本・蒔田 稔 178/83 右/右 スライダー・カーブ・カット・ツーシーム・チェンジ

最速150キロ、多彩な変化球で中継ぎとしてフル回転する右腕投手

セガサミー・岩本 大地 174/75 右/右 スライダー・カーブ・チェンジ・カット

最速147キロ、得意球のスライダーを武器に空振りを奪う

日本生命・谷脇 弘起 185/85 右/左 スライダー・フォーク

最速151キロ、大きな変化量のスライダーが武器

Honda鈴鹿・川原 嗣貴 188/85 右/左 スライダー・カーブ・カット・フォーク

最速150キロ、2年目から先発として完封を遂げる高卒社会人

日本新薬・遠藤 慎也 180/81 右/右 スライダ・カーブ・ツーシーム

最速151キロ、コントロールとスライダー、ツーシームが武器

 

 

【社会人左腕】

セガサミー・尾﨑 完太  174/73 左/左 スライダー・カーブ・カット・ツーシーム

最速151キロ、回転数2400のストレートが武器

東京ガス・野澤 秀伍 175/75 左/左  スライダー・カーブ・チェンジ

最速146キロ、社会人では先発でも起用されるリリーバー

【社会人野手】

ENEOS・有馬 諒 181/88 右/右  ポジション:捕手

遠投100m、社会人でさらに打撃が成長する打てる捕手

東京ガス・内海 貴斗 182/84 右/左 ポジション:一

1年目から4番に座る左の大型内野手

ENEOS・松浦佑星 174/75 右/左  ポジション:二・遊

本塁打、1年目からショート・セカンドで起用される守備も魅力の巧打者

NTT東日本・石井巧選手 179/79  右/右  ポジション:遊

本塁打、1年目から本塁打を連発する打撃が魅力のショート

ENEPS・村上 裕一郎 185/95 右/右 ポジション:右

本塁打、1年目から本塁打を量産する右のスラッガー 

SUBARU・海老根優大 182/85 右/右  ポジション:中・右

本塁打、パンチ力が魅力の身体能力型外野手