読売ジャイアンツのドラフト戦略を語る

巨人が取るべきドラフト候補選手、また現状の選手たちの実情から取りうるべきドラフト戦略を語っていく

2024年ドラフト指名選手の巨人における起用方針と課題 育成2位指名 文星芸大付 堀江 正太郎選手 高卒右腕投手

巨人に育成ドラフト2位で指名された文星芸大付の堀江正太郎投手(18)が29日、同校で榑松スカウト部次長、大場担当スカウトから指名あいさつを受けた。最速147キロ右腕は「今はようやく実感がでてきたいと言いますか、ホッとした気持ちです。これからプロ野球で自分が小さい頃から夢見ていた世界でプレーできるんだなって気持ちでいっぱいです」と喜んだ。

 堀江は187センチ、88キロの長身から最速147キロを誇る直球が魅力。3年夏の県大会では19三振を奪った経験もある。担当の大場スカウトは「身長も高くてストレートも速くてスケールの大きい投手。そこが1番の魅力で変化球のコントロール、スライダー、カットボールが非常にいいので将来的に先発ローテのピッチャーになるんじゃないかと期待して追いかけてきました」とコメントした。

 大の巨人ファンだという右腕は「自分が投手を始めた理由も菅野さんだったので、同じボール、それを超えるボールを投げたいと思ってやってきた。そうやって評価してもらえたのはうれしいことですし、いつか菅野さんに追いついて追い越せるように頑張りたいと思います」と力強い言葉を口にした。「まずは支配下になることが目標。そこから1軍でローテーションに入ってしっかり勝てるようになりたいと思います」。育成からはい上がり、背番号18のような球界を代表する投手となる。

【巨人】育成2位の文星芸大付の堀江正太郎に指名あいさつ 投手を始めた理由は「菅野さん」 - スポーツ報知

 

【堀江選手の紹介】


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187センチ88キロ 右投げ右打ち

変化球:スライダー・カーブ・フォーク・カット

 

 セットから大きく足を上げ、オーバースローよりも低い角度からショートアームで振り下ろすフォームから最速147キロ、常時140前半のストレートを投げ込む右腕投手。130キロ台のスライダー、110キロ台のカーブ、130キロ台のカット、130キロ台のフォークと球速が速い変化球で打ち取っていきます。

 武器はコースに投げ込める変化球の精度。角度をつけたストレートと縦の変化球を組み合わせ、コースに投げ込み見逃しを奪います。

 チームでは主に先発で起用。栃木大会では2試合で先発し、両試合で完投しわずか1失点と好投。足利高校戦では19奪三振と高い奪三振能力を披露しています。

 大型ながらコントロールよく投げ込める実戦型投手として1年目からの活躍が期待されます。

 

【なぜ指名されたのか】

 堀江選手は四死球率が低く、変化球のコントロールがいいため投げミスが少なくゾーンで勝負できる選手。左にはカットとフォーク、右にはストレートとスライダーで、カットとスライダーの制球が特に良いため、左右どちらにも苦労していません。

 変化量が大きい変化球と小さいカウント球を使い分けられるため、打者の多くが見極めが出来ず見逃しで追い詰められる展開が多くなっています。身長も180センチ後半とスケールがありながら変化球をしっかり投げられる、総合力と伸びしろを評価されて獲得となりました。

 

 

【1軍起用への課題】

 課題はストレートの出力向上。安定してストライクが取れる変化球に比べ、ストレートはボール1~2つ分ほど外れて投げてしまうことが多く、低めに出力を上げたストレートは大きく抜けてしまうことが多く、変化球に比べるとなかなかストライクが取れていません。

 変化球に比べると力んだ腕の振りが多いため、8割の腕の振りで140前半を出せるまで出力を上げるのが第一段階となります。変化球の精度は現段階でも十分なため、今の変化球精度でさらに4~5キロ平均球速を伸ばせれば、支配下昇格候補となります。

 球威や球の伸びで抑えるタイプでないため、球速を伸ばす中でコントロールを悪化させてしまうと縦の変化が制球できなくなるため全く抑えられなくなります。