読売ジャイアンツのドラフト戦略を語る

巨人が取るべきドラフト候補選手、また現状の選手たちの実情から取りうるべきドラフト戦略を語っていく

出所が見にくい変則左腕  エナジックスポーツ 久高 颯選手 高卒左腕投手

センバツ高校野球:エナジックスポーツ8-0至学館>◇21日◇1回戦

エナジックスポーツはエース左腕の久高颯投手(3年)が、投打の二刀流で甲子園初勝利に貢献した。

投げては最速138キロの直球を軸に緩急を使い、計135球の7奪三振で公式戦初完封。打っては2回の先制右犠飛、7回の右中間への2点三塁打と3打点と奮闘した。

1年冬に左肘を出術し、昨秋に本格復帰した左腕。初の聖地に「幸せ。憧れていた舞台だったので、楽しめましたし、夢がかなったというか、頑張ってきてよかった」と喜んだ。

【センバツ】エナジックスポーツの二刀流、久高颯「夢がかなった」公式戦初完封、打っても3打点 - センバツ : 日刊スポーツ

【久高選手の紹介】


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171センチ75キロ 左投げ左打ち

変化球:スライダー・カーブ・チェンジ

 

 セットから重心を低く落としながら腕を伸ばし、背中に隠した状態で一気に振り込むフォームから最速142キロ、常時135前後のストレートを投げ込む左腕投手。120キロ台のスライダー、110キロ台のカーブ、120キロ台のチェンジアップを投げ込んでいきます。

 武器は130キロ台ながら出所が見にくく突如伸びてくるストレート。腕が飛び出しからリリースするまでの時間が短く、打者は突如投げ込まれるストレートに詰まらされ打ち取られています。

 チームでは主に先発で起用。1年冬に肘の手術をしたため本格復帰は2年秋から。まだ出力も上がり切っていないながらも至学館戦で135球4被安打で完封勝利をあげています。

 まだ体も細く肘が馴染んでさらなる出力の向上が期待される変則左腕獲ります。

 

【指名への課題】

 課題は変則ながらばらつきが目立つこと。ストレートは130後半も記録し出所の見にくさもありある程度ばらけても打者が手を出していますが、変化球の精度も甘いため変化球の多くが手を出してもらえていません。空振りを奪いにいったチェンジを狙われ内野を抜けるゴロヒットを打たれており、ストレートがばらけるためチェンジに迷いなく振り抜かれています。

 ストレートも球速差のばらつきが大きく、130中盤だと変則にも慣れている打者相手には狙われ痛打されています。変則ですが決め球となる変化球がまだ確立できていないため、ストライクゾーンに投げられるタイミングを外す変化球の精度向上が課題となります。

 

 

【指名順位予想】

 2年秋から本格稼働の選手のためまだ様子見評価ですが、現状では変化球がばらつき決め球といえる変化球がないため、手術歴もあることから指名漏れの可能性が高くなっています。

 素材型の高卒で変則はあまり好まれないため、大学に進み出力を上げて、ここ数年のドラフト市場では不足している即戦力中継ぎ左腕として指名を狙いたいところです。

 ストレートが130後半を安定して出せるようになり、スライダーとチェンジが決め球といえないまでもストライクをある程度奪える精度になれば、育成4~5位候補になります。