読売ジャイアンツのドラフト戦略を語る

巨人が取るべきドラフト候補選手、また現状の選手たちの実情から取りうるべきドラフト戦略を語っていく

低めから投げ込むパワーサイド 大阪商業大 鈴木 豪太選手 大卒右腕投手

関西六大学野球 大商大8—2大院大(2025年4月5日 南港)

 大商大は大院大を8—2で下し、連盟最長を更新する7連覇へ白星発進を決めた。最速147キロでプロ注目の横手投げ右腕・鈴木豪太が7回2失点と力投し、「気合を入れていい投球ができた」とうなずいた。最速145キロを計測した直球を軸に押し込み、無四球と制球力も抜群。冬場に取り組んだ球威向上がさっそく成果として表れ、「春は5勝0敗でいきたい」と決意を新たにした。

【関西六大学野球】大商大が7連覇へ白星発進 プロ注目の右腕・鈴木豪太「気合を入れて」(2025年4月6日)|BIGLOBEニュース

 

【鈴木選手の紹介】


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175センチ84キロ 右投げ右打ち

変化球:スライダー・フォーク

 

 セットから背中を曲げ重心を落としたまま、低位置からサイドスローの角度で振り抜くフォームから最速145キロ、常時140前後のストレートを投げ込む右腕投手。120キロ台のスライダー、130キロ台のフォークを投げ込んでいきます。

 武器は低い位置から投げ込まれる浮き上がるストレート。リリースから高低差のある軌道の読みにくいストレートを中心に、縦の緩急のあるスライダーに鋭く落ちるフォークを組み合わせ打ち取っていきます。

 チームでは先発・中継ぎ両面で起用。3年生では15試合7先発で起用され、7勝2敗防御率0.45と圧巻の成績を残しています。大商大入学後に監督の勧めで腕を下げた現在のフォームに転向。ストレートがシュート回転するようになり右打者のインコースを詰まらせられるようになったと手ごたえを感じています。

 また2年先輩の上田大河選手(23年西武2位)からフォークを教わったことで、カウント・決め球両方に使える変化球を覚え投球の幅が広がったと語っています。

 大勢選手を彷彿とさせる投球スタイルで、さらなる活躍が期待されます。

 

【指名への課題】

 課題はやはり持ち球が少なく、先発では投球の引き出しが少なく苦しいこと。先発時は出力を抑えるためストレートの球速が140前後しか出ておらず、それでも3回までは抑えられていますが、徐々にスタミナが切れて制球がばらつき始めると、ストライクとボールがはっきりすろようになり、苦しい投球となっています。

 スライダーはブレーキが効いている一方高低差があまりないため、投げればストライクが取れてタイミングを外せる安定したカウント球ですが、狙われればホームランボールなので多投できません。

 フォークも120後半だと空振りを奪えていますが、5回を超えると120前後にまで落ち込むため、打者も当てられるようになり、力んだストレートが高めに抜けてカウントを悪化させています。

 

 

【指名順位予想】

 チーム事情で先発をしていますが、タイプとしては出力を上げ、縦の変化とストレートで空振りを奪っていくリリーフタイプ。球種はスライダーと2種類のフォークと軌道が似た球が多いため、ストレートは140中盤、フォークも130前後まで上がらないと即戦力評価はできません。

 ですが似たような投球スタイルの大勢選手が同じようにスライダー・フォークのみで守護神になるまで活躍しているため、球速さえ上げられれば通用する実例もあり、伸びしろ期待の5~6位が現状の評価となります。上記の球速まで上がってくれば、3~4位の中継ぎ即戦力評価となります。