
【桃次郎選手の紹介】
170センチ65キロ 右投げ左打ち
ポジション:センター・セカンド
経歴:盛岡大付高-白鷗大ー栃木GB
解禁年:2025年
チームでは1番で起用される、左の巧打者。バットを短めに持ち、しっかりとタメを作りながら引き付けて打つバッティングスタイルで、1年目ながら1・2軍で起用され、左右を問わずはじき返せるバットコントロールを披露。出塁率も高く、13三振<
守備では大学までは外野手として起用されていましたが、栃木GBでは遠投120mの強肩を活かし、センターだけでなくセカンド・サードでも起用されています。難しい体勢でも強いスローイングが出来ており、まだ内野手経験は少ないためスムーズでない動きはあるものの、内野手としての起用の可能性を見せています。
率を残せる左の巧打者として、さらなる活躍が期待されます。
【指名への課題】
課題は8失策(リーグワースト2位タイ)とかなりの失策数に多さ。まだ不慣れなセカンド守備でのエラーが目立ち。身体能力の高さを感じさせる守備を披露していますが、一方でイレギュラーバウンドに反応できず何度も後逸しています。待ちながらの捕球で捕逸するどころか後逸させ大量失点につなげており、平凡なゴロもお手玉したりと、高めのバウンドにあわせる動きにぎこちなさが残っています。
また突っ込みながらの捕球もランナーと交錯しそうになっていたり、併殺打をとる際の送球も上から投げ下ろすオーバースローで投げ込む癖があり、送球に角度がついてしまい、ファーストが地面すれすれで捕球しています。
動きが内野手の動きでなく外野手の動きになっている場面が多く、現状内野手としては不安が残る守備能力になっています。
【指名順位予想】
大学までは外野手で内野手としてはまだ1年目のため、内野手としてみたいなら守備が平均以下のため、指名漏れの可能性が高くなります。しかしセンターで見るには50m6.5秒と物足りないものになっており、長打も30安打に対し二塁打が2本のみと、外野手としてみるには長打が全く足りていません。
内野手としては守備が、外野手としては長打が課題でバッティングもバットを短めにヒットを稼ぐのが狙いのため、外野では今後も指名は厳しいと考えられます。来年は24歳と大卒社会人と同い年になるため、守備が安定して育成4~5位になります。